「地獄に落ちればいいと思っていたけど」ド軍に敗れた“失意”のメッツファンが複雑心境 同じNYライバルのWS進出をどう思うか

ヤンキースがWSに進出。ドジャースに敗れたメッツファンの心境は(C)Getty Images

　ドジャースは現地時間10月20日（日本時間21日）、本拠地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に10‐5で勝利して、4年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

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　ドジャースファンが歓喜に湧いた一方で、敗れたメッツのファンは、同じニューヨークを本拠地とするヤンキースとドジャースがワールドシリーズを戦うことについてどう思っているのだろうか。

　米メディア『New York Post』は記事の中でメッツのファンが「ワールドシリーズでは同じ街のライバルチームを応援しないと誓った」と記している。

　ファンのコメントも掲載し、その一人であるウォルター・ニルソンさんは「ここまで近づくといつもつらい。シーズン中、いいときも悪いときもチームに多大な投資をしてきたので、心が張り裂けそうになる」と話し、「ヤンキースがワールドシリーズに進出し、我々が進出できなかったことは、さらに傷口に塩を塗り込むようなものだった」と心境を明かした。

　では、メッツファンは、ヤンキースとドジャースのどちらを応援するのだろうか。記事では「メッツのファンは、自分たちのチームを破ったばかりのチームを応援する以外に選択肢はないと語った」と伝え、ジョー・ビビアーニさんは「ドジャースが絶対勝つよ。5分前は彼らが地獄に落ちればいいと思っていたけど、今から10月末まで私は熱狂的なロサンゼルスファンだ」と断言した。

　また、リサ・クルーガーさんは「絶対にヤンキースを支持しない。LAは特に好きじゃない。だって、彼らは私たちをやっつけたばかりだから。でも、彼らがあの自惚れ屋のヤンキースに同じことをするのを見たら、少なくとも少しは満足するわ」と語っていた。

　複雑な心境のメッツファン。それでも、ワールドシリーズでヤンキースが勝つことを望むファンは少ないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]