B1リーグ・シーホース三河、大阪エヴェッサとのホーム2戦を連勝で飾る!

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 シーホース三河は10月19日(土)、20日(日)、ホームの刈谷市体育館で西地区首位を走る大阪エヴェッサとの対決を行った。

Game1。インサイドで確実に得点を挙げ、序盤から主導権を握ると、9スティール・9ブロックを含む強度の高いディフェンスからアーリーオフェンスを展開し大阪に快勝。B.LEAGUEでは初となる刈谷市体育館で、ホーム初勝利を飾った。

迎えたGame2。快勝したGame1に引き続き、序盤から強度の高いディフェンスを遂行して二桁リードを作る好スタート。後半ミスから流れを手放すも、再びディフェンスから流れを掴み直し、石井が6本の3Pシュートを含む20得点でオフェンスを牽引。14点差勝利でホーム連勝を飾った。

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―試合結果―
2024年10月19日(土)
三河 〇 87 - 70 ● 大阪
(三河通算成績 3勝2敗)

1Q 三河 18-10 大阪

インサイドで得点を重ねリードを奪う

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#18角野、#19西田(優)、#54ガードナー。

大阪#5ボンズに先制されるが、すかさず#54ガードナーがインサイドで対抗する。開始3分半、#18角野のブロックショットからアーリーオフェンスを展開すると、#54ガードナーが#0オーガストのダンクをお膳立て、6-4とリードを奪う。

さらにはハードなディフェンスで大阪のミスを誘発し主導権を奪う。開始4分半、#18角野がタフショットを沈めると、アグレッシブなディフェンスで大阪のオフェンスファウルを誘発し、攻守に渡り躍動する。

#18角野が果敢なアタックからフリースローをもぎ取ると、残り4分、#19西田(優)の狙い澄ましたパスが#32シェーファーに通り、14-4と二桁リードを築く。タイムアウトで修正を図る大阪に対して、ビッグラインナップで対抗し簡単に得点を与えない。

残り25秒には#54ガードナーと#7長野の激しいプレッシャーディフェンスから大阪のミスを誘発、そのまま#10レイマンが速攻からダンクを炸裂させ、8点リードで1Qを終える。

2Q 三河 40-30 大阪 (三河 22-20 大阪)

アグレッシブなディフェンスから主導権を握る

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#27石井、#54ガードナー。

#27石井がブロックショットで大阪の得点を防ぐと、直後に#27石井が3Pシュートを沈め、チームを勢い付ける。開始1分には#54ガードナーのパスから#10レイマンがアリウープを炸裂すると、#54ガードナーがインサイドで強さを見せ、25-11と一気に突き放す。

大阪のタイムアウト明けも、#7長野が足を使ったディフェンスで大阪のミスを誘発し、反撃の隙を与えない。開始3分には#7長野が3Pシュートを射抜き、30-14と点差をダブルスコアまで拡大する。

大阪#88牧に3Pシュートを許すが、#16西田(公)が3Pシュートを返上し主導権を譲らない。三河のタイムアウト明け、オフェンスが噛み合わず、大阪#11ルーサー、#1パークスジュニアの得点で38-30と一桁差まで詰め寄られるが、残り24秒、#0オーガストがリバウンドから得点を重ね、40-30と二桁差に押し戻しハーフタイムを迎える。

3Q 三河 60-50 大阪 (三河 20-20 大阪)

大阪の3Pシュートで詰め寄られるもレイマンの活躍で踏み止まる

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、##18角野、#19西田(優)、#54ガードナー。

#0オーガストのロングパスから#19西田(優)が先制点を挙げる。大阪#5ボンズに立て続けに3Pシュートを射抜かれるが、#11久保田が鋭いドライブからボーナススローを獲得し対抗する。開始3分には、#19西田(優)がバックコートからドリブルで突破しファウルを獲得、49-38とリードを広げる。

大阪の3Pシュートを中心としたオフェンスに一時は6点差にまで詰め寄られるが、残り1分、#7長野のアシストから#10レイマンが得点し踏み止まる。

さらには#7長野のスティールからアーリーオフェンスを展開、#10レイマンが華麗なステップインからダンクを披露し、60-50と再び二桁点差へ押し戻す。大阪のタイムアウト明けもゾーンディフェンスを展開し、大阪のオフェンスを停滞させ3Qを終える。

4Q 三河 87-70 大阪 (三河 27-20 大阪)

ファストブレイクから大阪を突き放し快勝

スタートは、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

#54ガードナーがバックコートからドリブル突破し、バスケットカウントを獲得すると、#10レイマンもドライブ、3Pシュートから得点を重ね、68-52とリードを拡大する。

開始3分半、#10レイマンと#32シェーファーの2メンゲームで加点すると、タイトなディフェンスから速攻を展開、#32シェーファーがダンクで締めくくり会場が大青援で包まれる。オフィシャルタイムアウト明け、#10レイマンとのコンビプレーから#0オーガストがダンクを叩き込み流れを譲らない。その後も大阪のタイトなディフェンスに対して、慌てることなくフリースローを獲得し、得点を重ねる。

残り2分には、華麗なボールムーブから#19西田(優)が3Pシュートを射抜くと、#15モッチがリバウンドを制しフリースローで加点する。試合終了まで#11久保田がゲームをコントロールし、最終スコア87-70で今シーズンホームゲームで初勝利をした。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

まずいいスタートだったと思います、スターターの5人がしっかりゲームのトーンをセットしてくれました。

これは先週の三遠戦の敗戦を教訓として、生かすことができた結果だと思います。

プレーをハードに、オフェンス・ディフェンスもしっかりできたことが、結果的にオフェンスのペースを上げることに繋がったと思います。

―試合結果―
2024年10月20日(日)
三河 〇 95 - 81 ● 大阪
(三河通算成績 4勝2敗)

1Q 三河 20-17 大阪

互いに強度の高いディフェンスを遂行、一進一退の主導権争いが続く

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#18角野、#19西田(優)、#54ガードナー。

Game1同様、立ち上がりから足を使ったディフェンスを遂行するも、大阪#88牧のオフェンスリバウンドで先制される。#0オーガスト、#18角野のアタックで応戦し、開始2分に#19西田(優)の3Pシュートで逆転するが、大阪#1パークスジュニア、#88牧の連続3Pシュートで返上されて6-10とリードを許す。

#54ガードナーがパワーアタックで加点。スティールから#11久保田が3Pシュートを沈めて再逆転すると、その後は1点を争う主導権争いが続く。

大阪の強度の高いディフェンスにやや苦戦するも、ディフェンスで我慢して崩れず。残り4秒、エンドスローインに#10レイマンが合わせて20-17の3点リードで1Qを終える。

2Q 三河 44-32 大阪 (三河 24-15 大阪)

連動したチームディフェンスで大阪のリズムを崩し、二桁リードを作る

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー。

#10レイマンがディフェンスを引き寄せ、空いたスペースに走り込んだ#0オーガストがダンクを叩き込んでチームに勢いを与える。#10レイマンの3Pシュートで25-19とリードを広げるが、大阪も#88牧の3Pシュートで渡り合う。

開始2分に#0オーガストがディフェンスリバウンドから走ってフリースローで得点。流れが三河に傾いたとみるや、オールコートディフェンスで大阪のターンオーバーを誘い、素早くオフェンスに転じて#7長野がリングに一直線。29-22と7点のリードを作る。

大阪のタイムアウト後も、オールコートディフェンスで揺さぶって相手にリズムを作らせず、#0オーガストのリバウンド、#10レイマンがダンクでリードを二桁に広げてオフィシャルタイムアウトを迎える。

その後も連動したチームディフェンスで大阪に簡単なシュートを打たせず、#10レイマンのドライブ、3Pシュートの連続得点でリードを15点に拡大。

大阪にフリースローを与えるも、アリーナ全体で圧をかけてシュートを落とさせ、#19西田(優)の3Pシュートで二桁リードを保って、ハーフタイムを迎えた。

3Q 三河 63-61 大阪 (三河 19-29 大阪)

ターンオーバーから流れを手放し、2点差に詰め寄られる

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#18角野、#19西田(優)、#54ガードナー

大阪#31木下の3Pシュートで先制点を許すと、ターンオーバーから#5ボンズにダンクを決められる。タイムアウトで修正を図るも、大阪#88牧の3Pシュートで4点差に追い上げられる。

#11久保田の3Pシュートで踏みとどまるが、勢いづいた大阪に#5ボンズのアタック、3Pシュートの連続得点でワンポゼッション差に迫られ、開始4分に#5ボンズのアタックで47-47の同点とされる。

その後もターンオーバーが続いて試合をひっくり返される。すぐに#10レイマンのディープ3Pシュートで逆転するが、再びターンオーバーから失点して流れを引き寄せることができない。

それでも、粘り強いディフェンスで持ち堪えると、残り4分の#10レイマンのファストブレイクを皮切りに、#54ガードナーのフェイダウェイ、#7長野のカットインで畳み掛ける。

大阪はタイムアウトで立て直しを図るが、#54ガードナーのバスケットカウントで流れを渡さない。大阪#1パークスジュニアの“4点プレー“で2点差に詰め寄られるが、#27石井が3Pシュートで対抗。互いに引き下がらず、63-61で最終Qへ突入した。

4Q 三河 95-81 大阪 (三河 32-20 大阪)

石井 5本の3Pシュートを決める大爆発。ホーム連勝を飾る

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#27石井。

大阪#1パークスジュニアに先制されるが、#27石井が3連続で3Pシュートを射抜いて72-65と突き放す。「FLY AGAIN」に合わせて一体となった大青援の後押しを受け、大阪の反撃を粘り強いディフェンスで耐えると、#19西田(優)のキックアウトを#10レイマンが3Pシュートで仕留めて77-67とリードを二桁に広げる。

大阪も意地を見せ、77-72の5点リードで迎えたオフィシャルタイムアウト明け、#19西田(優)のオフェンスリバウンドから#27石井が3Pシュートを沈めてチームのエナジーを高める。

すると残り3分、#54ガードナーのスティールからファストブレイクを繰り出し、#19西田(優)のビハインドパスから#10レイマンがダンクをお見舞いしてリードを二桁に戻す。さらいm残り1分半にはスティールから#27石井が6本目の3Pシュートを突き刺し、大阪の反撃を一蹴。最後まで集中したディフェンスを続け、95-81で連勝を飾った。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

全体的に見て、良い試合だったと思います。

ただ3Qはいいディフェンスができなかったというところと、連続2試合目を二桁差という点差で後半に入った時にいいプレーをできなかったという点は改善しなければならないと思います。

大阪さんはいいプレーをしていましたし、いいコーチングがされているチームだと感じました。この2試合で学び、次に繋げていきたいと思います。