『オアシス』完成披露上映会舞台あいさつに出席した(左から)高杉真宙、清水尋也(C)ORICON NewS inc.

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 俳優の清水尋也、高杉真宙、伊藤万理華、岩屋拓郎監督が17日、都内で行われた映画『オアシス』(11月15日公開)完成披露上映会舞台あいさつに登場した。

【集合カット】爽やか〜にこやかな笑顔で写真に応じた高杉真宙、清水尋也ら出演者たち

 2012年にフジテレビのドラマ『高校入試』で初共演をして以来、数多くの作品で共演し、プライベートでも親交ある清水と高杉がダブル主演を務める本作は、社会からはみ出してしまい、絶望と一瞬の幸福を味わい、アウトローに生きる者たちの“青春”と“居場所”の物語を描いた、異色のヴァイオレンス青春映画。

 作中では幼なじみという関係性を演じた清水&高杉&伊藤だが、撮影の思い出を聞くと3人から「お絵描き」というワードが。清水は「伊藤さんがすごく絵がお上手で、僕たちの似顔絵を描いてくれて『じゃあ僕たちも』ということで(3人で)似顔絵を描き合ったんですけど、本当にすごいんですよ。画伯が(笑)」と、高杉を大いじり。

 それを聞いていた高杉は、思わずにやにやしつつもおとぼけ。しかし伊藤も「すごかったです!めっちゃよかった(笑)」と笑みを浮かべ、「合間にお絵描きしてコミュニケーションを取っていたし、その絵がセットにも採用されたのでそれもうれしかったです」と打ち明けていた。

 富井ヒロト(清水)と金森(高杉)、そして紅花(伊藤)は幼なじみで青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラの人生を歩むことになってしまう。富井はヤクザ、金森は犯罪組織の一員となり、敵対する関係となっていた。埋めることのできない喪失感と虚無感を抱えて、それぞれの世界で必死に生きるしかない日々。しかしそんなある日、事件のショックで記憶喪失となり、数年前に町を去ったはずの紅花が戻ってきたことで、3人の運命はまた動き出す。そして、3人が再会したことで、またしても事件が勃発。3人の“本当の居場所(オアシス)”は何処にあるのか…。