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ソニー・ピクチャーズの『ヴェノム』シリーズ完結作では、前2作に登場したアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)は登場しないようだ。

アンは主人公エディ・ブロック(トム・ハーディ)の元婚約者。一度は別れた二人だが、シンビオートに寄生されたヴェノムを通じて、再び交流するようになる。1作目『ヴェノム』(2018)では彼女自身もシンビオートを受け入れてシーヴェノムにもなった。エディとのぎごちない関係も見どころだ。

新たにダン・ルイスという医師と付き合うようになったアンは、続編『ヴェノム:レッド・ゼア・ビー・カーネイジ』にも再登場。エディ/ヴェノムの奇妙な同居生活の数少ない理解者として、シリーズに欠かせないキャラクターだった。

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そんなアン役ミシェル・ウィリアムズだが、完結作『ザ・ラストダンス』には続投しない模様。米は本作の監督・脚本のケリー・マーセルに、アンを再登場させる議論はありましたかと尋ねている。ここで記者は「半分冗談ですが、ついにエディはヴェノムが恋人だと認めたのでしょうか?」と加えているのだが、マーセルは「半分本気でお答えしますと」と付けながら、次のように回答している。

「今回のストーリーでは、エディとヴェノムにフォーカスが当てられています。いうならば、彼らの関係性の“深み”についてですね。」

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』では、シンビオートの謎に関わる脅威が到来し、エディとヴェノムの決死の戦いが描かれる。そこで重きが置かれるのは彼ら二人の絆。アンが加わる三角関係的な描写ではなく、エディとヴェノムにとってより直接的な試練が集中的に描かれることになるようだ。

なお、今作でアンは不在となるが、エディ行きつけコンビニ店員のチェンさんは登場する模様。予告編映像では、カジノで煌びやかなドレスを着たゴキゲンな姿が切り取られている。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は2024年10月25日(金)26日(土)27日(日)先行上映(字幕版)。11月1日(金)全国公開。

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