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 ドジャースは16日(日本時間17日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の先発オーダーを発表。大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でスタメン出場する。

 ここまでポストシーズン7試合で27打数6安打、1本塁打、5打点、打率・222となっている大谷。いまひとつ本来の打撃力を発揮しきれていないが、7試合ぶりの一発で1勝1敗とされたチームを白星先行へと導きたいところだ。なお、この日の先発投手はウォーカー・ビューラー投手(30)が務める。

 大谷は試合前にグラウンドに出て、パドレスとの地区シリーズ第5戦以来5日ぶりのキャッチボール。気温14度で他の選手がニット帽をかぶり、パーカーやウインドブレーカー姿で練習する中、大谷は半袖姿でキャッチボールを行った。

 デーブ・ロバーツ監督はこの日の試合前の会見で、大谷が今ポストシーズン中に守備に就く可能性を否定した。右足首を捻挫しながら強行出場しているフリーマンをDHで起用し、大谷を守備に就かせる可能性を問われると「翔平は守備に就かない」と明言した。

 フリーマンはメッツとのリーグ優勝決定シリーズでは先発予定のこの日も含めて3試合全てで先発メンバーに名を連ねており「私たちにとっては、今日を乗り切り、翌日にフレディにどのように見えるかを見極めることが重要だ。フレディが3日間プレイするかしないかについては考えたくない。それは誰にとっても少し負担になると思う。彼に対する私のメッセージは“今日に集中しましょう”ということ」と話した。