W杯アジア最終予選では、日本とオーストラリアの両方がオウンゴールで失点した(写真:ロイター/アフロ)

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2024年10月15日に行われたサッカーワールドカップアジア最終予選の第4戦で、日本代表はオーストラリアと対戦し、1-1で引き分けた。

両チームにそれぞれオウンゴールがあるという展開に、SNSでは「オ・ウンゴル選手」なるワードが注目を集めている。

「オ・ウンゴル選手、本日2ゴールの大活躍」

日本代表は初戦から3連勝と好調だったが、埼玉スタジアムで行われたオーストラリア戦では、守備に阻まれ得点できず。前半は0-0で拮抗した展開となった。

後半13分に日本がオウンゴールで先制点を献上するも、後半31分には相手のオウンゴールを誘発し同点に追いつき、そのまま1-1で引き分けとなった。

U-NEXTのスポーツナビゲーター・菅原慎吾はXで、「オウンゴール2つで 1対1のドローに終わったのは ワールドカップ予選史上 過去8,543試合で初めてとのこと」と解説している。

両チームがオウンゴールで得失点するという珍しい展開に、Xでトレンド入りしたのは「オ・ウンゴル選手」なるワードだ。

「オウンゴール」をもじり、「オ・ウンゴル選手、本日2ゴールの大活躍 試合は引き分け」「オ・ウンゴル選手が大活躍のアツい戦いでした!!」などとその活躍ぶりを称賛する投稿が相次いだ。

「思わぬ功績」指摘する声も

単なるジョークかと思いきや、「オ・ウンゴル選手」の思わぬ功績に触れる投稿も目立つ。

「また悪ふざけで盛り上がってるなと横目に見てたが、そうかオウンゴールの犯人探し、やった人のミスを咎めずに流せる言い回しになってるのか。やるじゃん」
「擬人化することで『○○選手によるオウンゴール』という表記が消えていく ファンダムでこういう健やかな動きがあると、たとえそれが自分の沼でなくても喜ばしく思われる」

今試合ではオウンゴールが得点だけでなく失点にも絡む展開となったが、SNSでたびたび問題となる"犯人探し"から視線がそれたことを評価する向きがあるようだ。