10月14日夜、静岡県熱海市で元夫婦が花火大会帰りにトラブルになり、お互いに暴行を加えてけがをさせた疑いで、37歳の男と26歳の女が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも浜松市中央区曳馬に住む配送業の男(37)と飲食店店員の女(26)です。

警察によりますと、2人は14日午後9時頃、熱海市内で開かれていた熱海海上花火大会の帰り道、何らかの理由でトラブルになり、男は女を突き飛ばして転倒させ、女は男の首を手で絞めるなど互いに暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。

男は首に内出血、女は額に打撲を負い、いずれも軽傷です。

2人は元夫婦で、車で熱海海上花火大会を訪れていて、花火を見たあと帰宅する予定だったということです。

男が暴行のあった1時間後に110番通報し、警察は2人に事情を聞くなどして、15日午前0時過ぎ、2人を傷害の疑いで逮捕しました。

男は「止めようとした」と容疑を一部否認していて、女は容疑を認めているということです。

警察は、2人がトラブルになった原因など詳しく調べています。