江門ニュートリノ実験施設、建設が最終段階に 中国広東省
10日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で行われた中心検出器への光電子増倍管取り付け作業。（江門＝新華社記者/金立旺）
【新華社江門10月12日】中国科学院高エネルギー物理研究所は、広東省江門市の江門ニュートリノ実験施設が建設の最終段階に入ったと明らかにした。最も内側の層を形成する有機ガラス球の組み立てが完了したほか、外層のステンレス製ラチス構造体と光電子増倍管の取り付けも順調に進み、11月末の設置作業完了を見込む。施設はニュートリノ質量順序の測定を主な目的とし、その他の最先端科学研究も行う。完成後は世界のニュートリノ研究の中心施設の一つになる。
10日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器のステンレス製ラチス構造体上の作業に当たる作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、光電子増倍管の取り付け状況を確認する同施設の光電子増倍管検査・保護システム責任者、秦中華（しん・ちゅうか）さん。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器の水槽脇の電子回路ケーブルを整理する作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設で建設中の中心検出器。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器に光電子増倍管を取り付ける作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設で建設中の中心検出器。（江門＝新華社記者/金立旺）
10日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器の部品を清掃する作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器最内層に設置した有機ガラス球の施工状況を確認する作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
10日、江門ニュートリノ実験施設の実験ホールで、同僚と建設の進捗（しんちょく）状況について話し合う同施設の首席科学者、プロジェクトマネジャー、中国科学院院士（アカデミー会員）の王貽芳（おう・いほう）氏（左）。（江門＝新華社記者/金立旺）
10日、江門ニュートリノ実験施設の中心検出器水槽の底で、作業員と施工状況について話し合う建設プロジェクトのチーフエンジニア、馬驍妍（ば・ぎょうけん）氏（左）。（江門＝新華社記者/金立旺）
9日、江門ニュートリノ実験施設の建設現場で、中心検出器のステンレス製ラチス構造体を設置する作業員。（江門＝新華社記者/金立旺）
