自身を「おじいちゃんみたい」と称した中川大志

写真拡大

 中川大志が12日、都内で行われた映画『チャチャ』公開記念舞台あいさつに登壇し、自身の最近の“おじいちゃん化”を嘆いた。この日は、伊藤万理華、ステファニー・アリアン、酒井麻衣監督も来場した。

 『劇場版 美しい彼〜eternal〜』などの酒井麻衣が監督・脚本を務めた本作は、勝手気ままに生きる女性の恋を描いたラブストーリー。好きなように生きることをモットーにするイラストレーター・チャチャ(伊藤)は、ある時、自分と正反対な性格の樂(中川)と出会う。お互いに好きなものは全然違うが、「二人いたら丁度いい」と思うようになったチャチャは、樂に強く惹かれていく。

 中川は「チャレンジになると思ってやりたいと思いました」と役について切り出し、「僕は信頼している人たちに対して全部をさらけ出してしまうタイプですけど、樂は普段の僕にはない、ミステリアスで危うさをまとっていてかっこいいし、それを表現したいと思いました。自分にないからこそできるかな? と思いました」と語る。

 役づくりにおいては、酒井監督からキャラクターについて書かれたキャラクターシートをもらい、リハーサルや本読みを入念にしたという。それにより「樂という男の子はこうあってほしいという理想が大きくなっていきました。だからこそ自分にもプレッシャーがかかりました」と振り返った。

 フィリピン出身の女優・ステファニーは、現場で中川と英語で話していたことを明かし、「He is very good!」と称賛。中川は「一緒の撮影の時は(英語を)交ぜながらというか教えてもらって」と照れ笑いを浮かべた。

 「チャチャは野良猫みたいな女の子」というキャラクター設定にちなみ、「○○みたいなわたし」というお題が出されると、中川は「おじいちゃんみたいな中川。26歳なんですけど、お酒を飲むと(夜)8時とか9時に寝ちゃうんですよ。趣味も目上の方とゴルフや釣りに行ったりするので、朝早く目が覚めたりとか、20代っぽくないと言われます」と打ち明け、「気をつけます」と反省。伊藤は「現場では落ち着いていらっしゃいました。おじいちゃんかはわからないけど……。健康でいいです」とフォローし、会場の笑いを誘った。(錦怜那)

映画『チャチャ』は公開中