パスワード保存はオフラインでより安全に。150個まで管理できる「PIN-Master」を試してみた
こちらは｢かいサポ（お買いものサポーターチーム）｣が編集・執筆した記事です。
Webサービス利用にあたり、同じパスワードの流用は漏洩時のリスクが高すぎるのでNGですよね。とはいえ、全てを違う複雑なものにするにはブラウザやOS等への記録機能が無いと成り立たず、オンラインにつながるデバイスである以上は漏洩リスクが残ります。
そこで今回は、漏洩リスクの低減と運用の手軽さを両立したパスワード管理デバイス「PIN-Master」を使ってみたレポートをお届けします。
最大150個のパスワード管理を完全オフラインで実現し、不正アクセスの心配を大きく減らせるのが特長なのでぜひ参考にしてみてください。
独立オフラインデバイスでまず流出しない
ブラウザやOS・アプリの機能でパスワード管理をしている人も多いと思いますが、インターネットにつながっている以上は漏洩のリスクがゼロにはなりません。
かといって手帳などへのアナログ管理も物理的な漏洩リスクや手間というバランスで現実的ではない側面も。
そんな課題を解決するパスワードツールが「PIN-Master」。
電卓のような見た目と物理ボタンで最大150個のパスワードを記録可能となっています。
面積はクレジットカードと同じで厚みもカード4枚分と比較的スリム。手帳のカードポケットやカードケース等にも収納できるので、持ち運びに苦労することはないでしょう。
もちろん本体もパスワードでロック
初期起動時には本体用のパスワード（4〜8桁の文字列）の設定が必要。
�� 0〜9の数字から任意のパスワードを入力 →「Enter」キーを押す
�� 確認用にもう一度パスワードを入力 →「Enter」キーを押す（完了）
スマホのPINコードのように設定するだけなので、特に難しい点はありませんでした。
なお、この本体パスを6回間違えると強制初期化（登録データをすべて消去）されてしまいます。紛失した際の不正利用には強いセキュリティですが、普段使いで消えてしまうと致命的なのでご注意を。
最大150個まで登録OK
各種パスワードの入力手順はこちら。
�� 「New」キーで「新規作成」画面を開く
�� どのパスワードかわかるように表示名を入力 →「Enter」キーを押す
�� 任意のパスワードを入力 →「Enter」キーを押す
�� ディスプレイに 「CODE STORED」と表示されれば登録完了
登録できる文字種は英語（大文字/小文字）・アラビア数字に加え、-（ハイフン）や_（アンダーバー）等の記号になり、日本語は登録できない点はご注意ください。
登録済みのパスワードや表示名を編集したい場合は、“Editボタン”で修正可能。
任意のパスワードを呼び出す際は矢印キーで探すか、
表示名の頭文字を押してアルファベット検索も可能です。
操作方法を覚えられないかも……、という人もご安心を。必要な操作はすべて本体裏に記載されていますよ。
アナログ管理派にはオススメ
数日間使ってみましたが、手入力する手間はあるものの漏洩の心配が少ない点は代えられない価値だと思いました。
ふとした時にアレ？っと忘れがちなロッカーやポスト、物理数字コードの鍵などの記録にも使えるのは便利かも。
ブラウザやOSへの記録は便利なものの心配が残るという人や、手帳などに物理記録している人にはオススメですね。
パスワード管理方法の一つとして参考にしてみてください！
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Source: machi-ya
