7回、降板する桐敷(撮影・山口登)

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 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神1−3DeNA」(12日、甲子園球場)

 1点ビハインドの七回に阪神の救援陣が打ち込まれてしまった。

 イニングをまたいだ桐敷が1死から牧、佐野に連打を浴びて一、三塁のピンチを背負った。ここで右のオースティンを迎えたところで岡田監督は石井の投入を決断。だが1ボールから151キロのストレートが逆球となってしまい、右中間を真っ二つに破られた。

 甲子園は悲鳴に包まれ、一塁走者の佐野も一気に生還。痛い形でリードを広げられてしまった。打線は八回の好機を逃し、九回に木浪のタイムリーで1点を返すも反撃はここまで。結果的に七回の2失点が勝負を分ける形になってしまった。