深夜23時以降のジム活が熱い県はどこ? chocoZAPが都道府県別ランキング発表!
RIZAPグループ株式会社の連結子会社であるRIZAP株式会社は、コンビニジム「chocoZAP」の会員データを基に、47都道府県の夜型タイプランキングを発表した。このデータは、2024年1月1日から2024年7月31日の期間における夜23時から2時の来館率を元に作成されたもので、各都道府県の顧客特性を浮き彫りにしている。

1位に輝いたのは、沖縄県(6.09%)。独特の時間感覚「ウチナータイム」が影響し、夜間の活動が盛んなことが伺える。2位は東京都(5.56%)で、忙しい生活を送る都民が多様なライフスタイルを持っていることが背景にある。3位には宮崎県(5.31%)が入っており、温暖な気候が夜型の生活スタイルを後押ししている。

沖縄県民は、「おおらかでマイペース。人とのつながりを大切にする」という性格が特徴。沖縄特有の豊かな文化や、仕事とプライベートのバランスを重視する生活スタイルが、夜型のライフスタイルを育んでいる。日中の暑さを避け、涼しい夜間に活動することが一般的で、chocoZAPでの深夜利用が多いのもその一環だ。

東京都民は「自立心が強く、効率を重視。新しいことに敏感で、常に最先端を追求する」という特性を持つ。眠らない街、東京では、夜間も多くの人がアクティブに活動しており、chocoZAPの24時間営業が都民の多様なライフスタイルを支えている。夜型の活動が都市生活の一部として浸透している様子が伺える。

宮崎県民は「明るくて社交的で、新しいことに対して積極的」という性格があり、温暖な気候が夜型の生活スタイルを後押ししている。夜間も過ごしやすい気候が、日中の暑さを避ける生活習慣を自然に形成しているようだ。

ランキングの下位には鳥取県(1.74%)や岩手県(2.71%)が位置しており、性格診断では「内向的で控えめ。目立つことを好まず、地道に努力するタイプ」とされている。これらの地域では、日中の活動を重視し、夜間は家庭での時間を大切にする傾向が強いと考えられる。

リサーチプロデューサーの木原誠太郎氏は、沖縄県や東京都、宮崎県などが上位に入った理由として、これらの県民性に共通する「自由奔放さ」と「社交性」を挙げている。特に沖縄県民は、リラックスした生活リズムや深夜まで続くにぎやかな文化が、夜型生活を形成する要因となっていると考えられる。

このデータは、各都道府県の特性を理解する上で興味深い洞察を提供しており、夜型のライフスタイルがどのように地域によって異なるのかを示している。今後の調査やデータ分析に期待が寄せられる。