レイズの本拠地・トロピカーナフィールド【写真:Getty Images】

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ハリケーン「ミルトン」がフロリダを直撃…レイズ本拠地が被害

 レイズの本拠地・トロピカーナフィールドが、フロリダ州を襲ったハリケーン「ミルトン」によって壊滅的な被害を受けた。屋根の大部分が吹き飛び、骨組みがむき出しの悲惨な状態に。米メディアも「本当に胸が張り裂ける」と伝えた。

 9日(日本時間10日)にフロリダ州西岸に上陸したハリケーンは、同州中央部を横断。一夜明け、トロピカーナフィールドの屋根はボロボロとなり、グラウンドやスタンドには破れた屋根が飛散していた。

 トロピカーナフィールドは野茂英雄氏が日米通算200勝、大谷翔平投手が2019年にサイクルヒットを達成した球場でもある。レイズの地元放送局「バリースポーツ・フロリダ」でレポーターを務めるライアン・バス氏は「本当に胸が張り裂ける」とX(旧ツイッター)に投稿。レイズ球団公式Xによると、球場が被害を受けたことによるけが人はいなかったようで、「私たちは、多くの人々が負った被害に心を痛めています」と声明が出された。

 ボロボロとなってしまった球場に、ファンからも「無残な姿に……」「衝撃だ」「これはとんでもない」「ひどい。2か月前に街を訪れた。本当に美しい街」「娘が中堅(後方)のエイは大丈夫か聞いてきた。大丈夫でありますように」「これは常軌を逸している」「トロピカーナフィールド、来シーズン間に合うのか?」と心配の声が殺到した。(Full-Count編集部)