ラオスを訪れている石破総理大臣は中国の李強首相と初めて首脳会談を行い、深センで児童が刺され死亡した事件の一刻も早い真相解明などを強く要望しました。

【映像】会談の様子

「日中両国には協力の潜在性と課題、懸案があります」(石破総理大臣)

 石破総理はこのように述べたうえで、「日中の国民が関係発展の果実を得られるよう共に取り組みたい」と呼びかけました。また、会談では石破総理から日本産水産物の禁輸措置の解除を早期に実現するよう求めたほか、8月の中国軍機による領空侵犯などの中国軍の活動に対し、深刻な懸念を示しました。

 さらに、深センで児童が刺されて亡くなった事件については、一刻も早い事実の解明とSNSでの反日的な投稿を取り締まるなど、中国側の迅速な対応を求めました。(ANNニュース)