米芸能界の闇 多くの著名人に飛び火?薬物使用パーティー参加者の名前、裁判で明らかに「詳細を慎重に検討」
“業界のボス”とも呼ばれたラッパーで音楽プロデューサーのショーン・’ディディ’・コムズ(54)の性的人身売買事件に関する裁判は、多くのセレブリティを巻き込むこととなる可能性が高まった。新たに120人以上の被害者とされる人々の弁護士を担当するトニー・バズビー氏は、著名人らに対する裁判を準備中と明かしている。
バズビー氏はTMZにこう話す。「訴訟それ自体で明らかにするつもりです。皆さん、他のセレブリティの関与の仕方、誰が名指しされ、暴露されるのかに注目しています。今週中にいくつかの訴訟を起こす予定です」
さらに事件についてバズビー氏は、「もちろんコムズ氏といくつかの企業を含めますが、コムズ氏以外の個人名を明かす場合、大炎上となる可能性があるため、しっかり下調べをし確認することをこちらも承知しています。詳細を慎重に検討し確実にします」と続けた。
またコムズ氏の乱交パーティー「フリークオフ」に参加した著名人らにバズビー氏は警告した。「もしあなたがこのパーティーに出席、もしくは何が行われたのか知っていたのなら。つまり薬物が飲み物に使用され、人々が強要され利用されたことを知っていた場合、そしてその場にいた、参加したのなら、あるいはそれをただ見物していたのなら、その行為を隠蔽する手助けをしたのなら、あなたには問題があるということです」
「このようなケースを一つ一つ提訴し、前段階で解決しようとしていますが、それが不可能な場合、公開訴訟を起こし、積極的に追及していく所存です。このようなケースは特にデータを収集、証拠を集め、デューデリジェンスを行い、被害者と時間を過ごし、彼らの最善の利益のために公の訴訟の前に解決することを私たちは望んでいます」
9月に性的人身売買、恐喝謀議、売春のための輸送の容疑で逮捕されたディディについて14ページに渡る起訴状は「周囲の女性らを虐待、脅し、強要していた」とする一方、本人は無罪を主張。現在、ニューヨークのブルックリンにあるメトロポリタン拘置所に拘留中となっている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)