藤原竜也&広瀬アリス、マシンガントークに振り回され…初共演の2人が名コンビの予感『全領域異常解決室』
フジテレビ系ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜22:00〜 ※FODで見逃し配信)が、きょう9日にスタート。初共演の藤原竜也と広瀬アリスが、初回から名コンビ結成を予感させてくれる。
藤原竜也(左)と広瀬アリス (C)フジテレビ
○人々が「ヒルコ」の存在を信じるように…
“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)が解決していく同ドラマ。ある日突然、この組織に出向を命じられた雨野小夢(広瀬アリス)は、室長代理の興玉雅(藤原竜也)と局長の宇喜之民生(小日向文世)に出迎えられる。
興玉は、現在捜査している「神隠し事件」について説明。最初の事件は、服と持ち物、血液だけが残され、遺体が見つかっていないという。直後、ネット上に「これは“神隠し”である」「私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が。その後も事件のたびにヒルコが声明を出し、人々は徐々にその存在を信じるようになっていた。
警視庁捜査一課の警部・荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、重要人物・松宮瑠偉(吉村界人)について説明。もともとメン地下アイドルだった松宮は、今まで起きた8件の神隠し事件のうち、直近の3件で第一発見者になっており、その3人とも松宮の熱狂的なファンだった。そして松宮は、自身の動画チャンネルで「ヒルコが見える」「ヒルコが近づくと空間がゆがんで見える」と話すようになって大きな注目を集め、チャンネル登録者数は800万人以上に成長していた。
一方、犯行現場近くの防犯カメラには、崩れたモザイクのような人間の影が移動する様子が映っていた。興玉は、この犯人は「ヒルコではなくシャドーマン(光る人型UMA)かもしれませんね」と言い放つ……。
(C)フジテレビ
○神秘的な雰囲気を纏う世界最古の捜査機関
「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった超常現象など、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を扱う世界最古の捜査機関――この解説文を聞いて、「全決」という組織をビジュアル的にイメージできる人はなかなかいないだろう。
『ムー』編集長のようにサングラスをかけた人や、UMA研究家のようにループタイを付けた人が出てくるのか……そんな想像を抱きながら見ていると、長い階段を上った稲荷神社の敷地内にある建物が拠点のようだ。意外すぎる小夢のたどり着き方や、「内閣官房直属の組織」とのギャップも含めて期待が膨らむ。
そして、何かが宿っているかのような「全領域異常解決室」という木札の看板を見ながらいざ中に入ると、最新のパソコンと和のインテリアが同居する不思議な空間が広がり、興玉の後ろ姿が。太陽光が差し込む様子も相まって実に神秘的だ。
「異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備えた超常現象のスペシャリスト」という興玉。捜査一課の面々や小夢に対し、自信たっぷりにマシンガントークでまくし立てる姿は、まさに藤原竜也の真骨頂だ。『古畑任三郎』で演じた犯罪マニアも、身に付けた知識を饒舌に披露する人物だったが、今回は厚みが違うキャラクターに仕上がっている上、腹の底が見えない印象も魅力的に感じさせる。
対する広瀬演じる小夢は、捜査において全くの新人。結果を出そうと一生懸命ながら、興玉に振り回される様子は『ラジエーションハウス』での新人放射線技師も彷彿とさせるが、話が進むにつれてどんな成長を見せてくれるのか楽しみだ。
初回からこの2人の名コンビを予感させるのは、捜査会議で興玉が小夢に「全決からの結論を発表してください」とムチャぶりするシーン。「なんで私が!?」と困惑しながら自信を持って説明し、手応えをつかんだ小夢に、興玉はどんな反応を示すのか――ぜひ注目してほしい。
(C)フジテレビ
藤原竜也(左)と広瀬アリス (C)フジテレビ
○人々が「ヒルコ」の存在を信じるように…
“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)が解決していく同ドラマ。ある日突然、この組織に出向を命じられた雨野小夢(広瀬アリス)は、室長代理の興玉雅(藤原竜也)と局長の宇喜之民生(小日向文世)に出迎えられる。
警視庁捜査一課の警部・荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、重要人物・松宮瑠偉(吉村界人)について説明。もともとメン地下アイドルだった松宮は、今まで起きた8件の神隠し事件のうち、直近の3件で第一発見者になっており、その3人とも松宮の熱狂的なファンだった。そして松宮は、自身の動画チャンネルで「ヒルコが見える」「ヒルコが近づくと空間がゆがんで見える」と話すようになって大きな注目を集め、チャンネル登録者数は800万人以上に成長していた。
一方、犯行現場近くの防犯カメラには、崩れたモザイクのような人間の影が移動する様子が映っていた。興玉は、この犯人は「ヒルコではなくシャドーマン(光る人型UMA)かもしれませんね」と言い放つ……。
(C)フジテレビ
○神秘的な雰囲気を纏う世界最古の捜査機関
「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった超常現象など、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を扱う世界最古の捜査機関――この解説文を聞いて、「全決」という組織をビジュアル的にイメージできる人はなかなかいないだろう。
『ムー』編集長のようにサングラスをかけた人や、UMA研究家のようにループタイを付けた人が出てくるのか……そんな想像を抱きながら見ていると、長い階段を上った稲荷神社の敷地内にある建物が拠点のようだ。意外すぎる小夢のたどり着き方や、「内閣官房直属の組織」とのギャップも含めて期待が膨らむ。
そして、何かが宿っているかのような「全領域異常解決室」という木札の看板を見ながらいざ中に入ると、最新のパソコンと和のインテリアが同居する不思議な空間が広がり、興玉の後ろ姿が。太陽光が差し込む様子も相まって実に神秘的だ。
「異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備えた超常現象のスペシャリスト」という興玉。捜査一課の面々や小夢に対し、自信たっぷりにマシンガントークでまくし立てる姿は、まさに藤原竜也の真骨頂だ。『古畑任三郎』で演じた犯罪マニアも、身に付けた知識を饒舌に披露する人物だったが、今回は厚みが違うキャラクターに仕上がっている上、腹の底が見えない印象も魅力的に感じさせる。
対する広瀬演じる小夢は、捜査において全くの新人。結果を出そうと一生懸命ながら、興玉に振り回される様子は『ラジエーションハウス』での新人放射線技師も彷彿とさせるが、話が進むにつれてどんな成長を見せてくれるのか楽しみだ。
初回からこの2人の名コンビを予感させるのは、捜査会議で興玉が小夢に「全決からの結論を発表してください」とムチャぶりするシーン。「なんで私が!?」と困惑しながら自信を持って説明し、手応えをつかんだ小夢に、興玉はどんな反応を示すのか――ぜひ注目してほしい。
(C)フジテレビ