「合コン」 - それはただの出会いの場ではない。男子と女子の探り合い、時として友人さえもライバルに変わる戦場である。

 そんな合コンについて興味深い記事を発見した。人気の女性誌『CanCam』の2006年11月号の「今ドキ合コン白書」だ。

 記事によると、CanCam読者の月あたりの平均合コン開催頻度は17日に1回、合コンで出会った男性と付き合ったことがあるのは46%、ということだ。合コンから恋愛に発展する確率は結構高いようだ。

 さらに注目すべきは、CanCam読者がキュンとくる男性像「キラ★男」が紹介されているということ。今をトキメクCanCam読者をゲットするのは男子にとって夢。これは、押さえておかねば!

 では、キラ★男の特徴はというと・・・外見はほどよく筋肉がついており、服装はユナイテッド アローズやジャーナルスタンダードなどの人気セレクトショップで揃え、アクセサリーはシンプル。内面は、女子を立てる気配り、包み込む優しさ、そして自分を磨こうとするのに、女子のアドバイスを聞こうとすることがポイントらしい。さらに、将来の夢は「趣味で世界に名を上げること」と意外と野心的な一面があったり、「毎日腹筋50回を日課にしている」という地味な努力をする姿もなお良いという。

 さて、CanCamが提唱するこのキラ★男だが、実際のところモテるのだろうか? CanCam読者にこっそり聞いてみた。

 「セレクトショップで買い物してる人って、センスがあってこだわってる感じがしていいかも! たしかにアクセサリーじゃらじゃらついてるのはNGよね〜。外見的にあてはまりそうなのは、塚本高史かな」(21歳 大学生)

 「あんまり気を使いすぎるのは重いけど、さりげなく気配りできる男はいい! あとから“そういえばあのとき”って気がつくくらいのさりげなさがベストかも。芸能人でいうと平岡祐太くんみたいな人!」(24歳 OL)

 って、難しいこと言いますな・・・。外見的な問題はお金と努力次第でなんとかなるけど、その“気配り”が男子は苦手なのだ。

 とはいえ、憧れのCanCam読者を落とすため、ここは女子の意見を取り入れるのがベストかも! なんせ、“女子のアドバイスを素直に聞き、自分を磨く向上心”が必要らしいですから。まずはCanCamを読みあさって女心を研究しますか。(加藤克和/verb)