トッテナム戦でゴールを挙げたウェルベック photo/Getty Images

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プレミアリーグ第7節ブライトン対トッテナムの一戦は、0-2のビハインドをひっくり返したブライトンが3-2で白星を挙げている。前半は相手に圧倒されたが、後半に入ると一気に3ゴールを奪い、トッテナムを下した。

ヤンクバ・ミンテ、ジョルジニオ・ルター、ダニー・ウェルベックがそれぞれ1ゴールずつ奪い、三笘薫はルターの同点ゴールをアシストするなど、2列目から前の4人が全員得点に関与している。

その中でも逆転弾を挙げたウェルベックはトッテナム戦のゴールで今季早くも4点目。昨季は29試合に出場して5点だったことを考えると、昨季の数字を超えるのは時間の問題といえる。ウェルベックのキャリアハイはマンチェスター・ユナイテッドでプレイした11-12シーズンと13-14シーズンの9ゴールで、今季はその記録も塗り替えられる可能性がある。

「彼(ウェルベック)はピッチ内外で素晴らしい活躍をみせている。フリーで加入し、勝つためのドレッシングルームでの振舞い、心得、経験をチームにもたらしてくれた。若い選手を本当に助けてくれているし、彼がゴールを決めることは素晴らしいことだ。彼はセンターフォワードで、得点を挙げたいと思っている」

サッカーのハイライト番組であるBBCの『Match of the Day2』に出演した元ブライトンの指揮官であるグレアム・ポッターは33歳とベテランになったウェルベックを称賛している。決定力不足で批判されることもあるストライカーだが、トッテナム戦では逆転弾を決め、ピッチ内外で頼れる存在であることを証明した。

インターナショナルマッチウィーク明けにブライトンはアウェイでニューカッスルと対戦する。今季マンチェスター・シティと引き分けたチームであり、その堅守をウェルベックをはじめとするブライトンの攻撃陣は破ることができるのだろうか。