Rマドリード、マンチェスターC、バイエルン・ミュンヘンにアーセナルが加わり、レバークーゼン所属の21歳ドイツ代表MFフロリアン・ビルツの争奪戦がぼっ発することが確実となったと、ドイツ紙「ビルト」が報じている。この強豪4クラブの競合で、ビルツの獲得には1億5000万ユーロ(約244億5000万円)以上の移籍金オファーが不可欠になるという。ビルツの希望は欧州CL優勝の可能性があるチームへの移籍することとも報じている。ビルツの究極の夢はバロンドールの獲得。そのためにヨーロッパ制覇ができるクラブへの加入が必須となる。

 このため、この4クラブの優先順位は実績でRマドリード、現有勢力でマンチェスターCとなり、バイエルン・ミュンヘン、アーセナルが後塵を拝する形になる。しかしアーセナルはケルンのユース時代からビルツに注目。なんとしても北ロンドンに引き抜きたいと全力でビルツ獲得に乗り出す所存だ。

 昨季のレバークーゼン優勝の立役者でもあるビルツは、攻撃的MFとして今季も進化し、リーグ戦5試合ですでに4ゴールをゲット。争奪戦をさらに加熱させる活躍を見せている。(英通信員・森 昌利)