副業に関する詐欺事例とは?

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 SNSや動画広告、ネット検索などで見つけた副業サイトで「“いいね”を押すだけ」「スタンプを送るだけ」「スクリーンショットを撮るだけ」などの簡単な作業(タスク)で稼げるとうたう副業に応募したところ、金銭をだまし取られる事例が発生しているとして、国民生活センターが公式サイトで注意を呼び掛けています。

 国民生活センターによると、副業サイトで「高額報酬が得られる」とうたうタスクを行う際に金銭を振り込むよう指示されたため、振り込んだところ、その後も「タスクに失敗。処理費用が必要」「報酬を引き出すためには、手数料を振り込む必要がある」など、さまざまな理由で振り込みをさせられた挙げ句、高額報酬が得られなかったという内容の相談が増加しているということです。

 こうした相談は年々増加しており、特にSNSをきっかけとした割合が高まっているといいます。また、平均契約購入金額も増加傾向にあるということです。

 国民生活センターは「簡単に稼げる」「もうかる」ことを強調する広告は、詐欺の可能性があるのでうのみにしないよう、呼び掛けています。

 また、相手方に安易に個人情報を開示しないように注意するとともに、お金を稼ぐはずが、振り込みを求められた場合は、消費生活センターなどに相談するようアドバイスしています。