スタバ「秋の味覚の新作デザート」全部食べてみた。元店員が“ダークホース”だと感じた逸品は

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 はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。どうもどうも、こう見えて10年間も店員やってました。
 秋深し……にいつなるのか? いや〜暑い。秋が遠そうだ〜! バテますわこんな暑さじゃ。ああ、地球へのクレームが止まらない。根性でなんとか夏バテは回避できたと思いきや、こんなにダラダラと暑い日が続いたら秋バテもありそう。ただひたすら恐怖を感じる。

 そんな中でもスターバックス®︎は歩みを止めない。秋の陣はすでに始まってる。それどころか盛り上がりまくっている。

◆スタバ秋の陣は歩みを止めない

 今日は秋バテ回避と、勝手に秋の五穀豊穣に感謝しつつ、スタバの秋の味覚のデザートを全力でレポします。ウェーイ。

◆1:栗とほうじ茶のモンブラン

【栗とほうじ茶の相性が楽しめるモンブラン】

 ザクザクとした食感の方ほうじ茶クランブル生地にほうじ茶ムースを重ね、甘さ控えめなホイップクリーム、なめらかなマロンクリームをのせました。さらに、ほうじ茶の茶葉をふりかけています。栗とほうじ茶の相性を楽しめるモンブランに仕上げました。402kcal。アレルゲン情報 卵 乳 小麦 大豆 ゼラチン(公式HPでの説明より)。

 ほうじ茶と栗のおやつのペアリングは、いにしえから間違いがないのだが、ほうじ茶と栗をひとつにしちゃうというのはありそうでなかった発想。

 実際に食べてみた。一番下の層はほうじ茶クランブルの生地、その上はほうじ茶ムース、その上はホイップクリーム、そしてぐるぐるのマロンクリーム。口に入れると、ザクザクしたほうじ茶クランブルが、なめらかなマロンクリームとホイップの間から主張する。「僕は……ここに……いるよ……」。

 マロンクリームは水分量多めのどっしりねっとり系。ホイップクリームは、栗の甘さを邪魔しない甘さ控えめのものだ。口にほうばっている最中は「ほうじ茶感」は強くない。

「どこにほうじ茶がいたのだろー」と思っていたら、後味にほうじ茶の香りと風味がさささーっと追いかけてきた。なるほど、ほうじ茶め、そうきたか……。栗とほうじ茶の相性は抜群。ひとつにしても最高だった。

◆2:スイートポテト&バニラシフォンケーキ

【スイートポテトを華やかなバニラの香りが引き立てるシフォンケーキ】

 しっとり、もっちりとした食感のスイートポテト風味のシフォン生地に、バニラアイスをイメージしたホイップクリーム、優しい甘さでなめらかな舌触りのスイートポテトクリームをトッピングしました。小さい黒い粒はバニラシードです。319kcal。アレルゲン情報 卵 乳 小麦 大豆(公式HPでの説明より)。

 口当たりかるめの生地の上にホイップクリームがうっすら挟まって、さつまいもの味が濃厚なスイートポテトクリームが贅沢に乗っているシフォンケーキ。このスイートポテトクリームのレベルはトッピング……なのか?

 実際に食べてみた。フォークをグッと入れてみると、ケーキの生地の軽さに反して、上に乗るマロンクリームがどっしりと重い。いい意味でバランスが悪い。スイートポテトクリームは芋感はそこまで強すぎず、上品で優しいイメージ。シフォン生地も甘さは控えめ、スイートポテトクリームを引き立てるあっさりした仕上がりだ。

 ホイップクリームを見てみると、バニラシードがポツポツ見える。食べてみると、強めのバニラ感が口の中にブワワと広がる。シフォン生地があっさりしているのは、このバニラ風味のホイップとマロンクリームを存分に楽しむためなのだ。筆者は酒飲みのため、強い甘さには臆病者なのだが、このケーキとは仲良くできた。