『光る君へ』次回予告。中宮彰子が出産へ。夫・道長から「まひろの物語が中宮を変えた」と聞いたと語る倫子。一方、清少納言は硬い表情で「その物語を私も読みとうございます」と告げ…
『光る君へ』次回予告
現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第35回の「中宮の涙」が9月15日に放送。その最後に流れた第36回「待ち望まれた日」の予告が話題になっています。
*以下、第35回の「中宮の涙」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。
●「中宮の涙」あらすじ
道長(柄本佑さん)は中宮・彰子(見上愛さん)の懐妊祈願のため、息子の頼通(渡邊圭祐さん)と共に御嶽詣へ向かう。
しかし険しい行程と悪天候に悩まされ、目的地である金峯山寺への到達に手こずっていると、伊周(三浦翔平さん)が武者を引き連れ、不穏な動きを見せる。
その頃、まひろの書く物語に興味を持った一条天皇(塩野瑛久さん)が、まひろに物語の真意を尋ねては、自身の境遇を重ねる。
さらにまひろは彰子の本心を知り……。
次週予告
*以下、本編直後に流れた次週予告
苦々しい顔で何かを打ち壊す伊周。
「何もかも…無礼講なのだよ」と話す道長。
手に灯りを持ち「五十個なのだよ」と顔をほころばせながら話す道長の異母兄・道綱。
「若紫はおいでかな」と公任がたずねる。
顔を上げるまひろ。その前には中宮彰子。
藤式部の物語が中宮様を変えたのだ、と
まひろへ「それを学びたい…内緒で」と告げる笑顔の彰子。
「藤式部の物語が中宮様を変えたのだ、と殿から聞いておる」と道長の正妻・倫子が話す。
その声を背景に、倫子の子の妍子(きよこ/演:倉沢杏菜さん)、教通(のりみち/演:吉田隼さん)、威子(たけこ/演:栢森舞輝さん)らが宮中を進む。最後尾に道長。
再びまひろの横顔が映る。
慌てる様子の道長の背景に「中宮様のご出産の記録を作ってもらいたい」という声が流れる。
光る君のような殿御はおられませぬ
祈りをささげるまひろ。
僧たちによって加持祈祷が行われている様子が流れる。
硬い表情で「その物語を、私も読みとうございます」と話す清少納言。
並んで月を眺めるまひろと道長。
その背景には「光る君のような殿御はおられませぬ」と話すまひろの声が流れて――。
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大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。
彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。
脚本は大石静さんが担当しています。