「とりあえず受かったから入っただけ」やる気のない新人に絶句 → 先行きに不安を感じた、翌日!?
最近『Z世代』という若者を指す言葉が広く知られるようになり、令和になったからこそ平成や昭和との世代間ギャップを感じることも増えているようです。
今回は、筆者の友人から聞いた、思わず仰天してしまうような新入社員に関するエピソードをご紹介します。
金融業での出来事
これは『こんな人いるんだ!?』と心底びっくりしたお話です。
私は、とある金融業に勤めて今年8年目を迎えた銀行員。
勤続年数とともに立場も上になり、責任もそれだけ大きくなっていますが、誇りとやりがいを持って仕事に取り組んでいます。
そんなあるとき、新入社員が私の部署に入ってきました。
その男性社員A男がかなり衝撃的な人だったのです……。
文句ばかりの新入社員
「数字とか苦手なんすよ」
「とりあえず受かったから入っただけ」
「メモとかだるいわ~」
とにかく何をするにも文句ばかり、聞いてもいないのに【渋々入社した】という話をしてきたのです!
私にとっては憧れを抱いて入社し、今もやりがいを感じている金融業。
直接貶すような発言をされ、正直不快でした。
『あまり関わったことない人種だなあ』と思いつつも、教育係となったため、色々イチから教えることになったのですが……。
やる気ゼロすぎる……
A男は、文句や批判を言うだけでなく、話をしているのにこちらに一切隠さずあくびを連発!
難しい仕事を与えているわけでもなく、問題点を指摘すると言い訳する始末。
明らかに仕事を舐めているような態度に、本当にイライラしました。
とはいえ、『入社早々トラブルになったりパワハラ問題になったら嫌だな』と思い、あとで上司に相談することに。
A男は定時になると
「この仕事だるいっすね~」
「あの作業、よく分からなかったので手付けてませんので」
と言いながら帰っていきました。
その姿には私だけでなく、同僚たちも絶句。
先行きに不安を感じた翌日、思ってもいなかったことが!
退職って、本気!?
「退職いたします」
なんとA男、わずか1日で退職してしまったのです!
それも連絡も、本人からではなく、連絡してきたのは退職代行会社。
退職理由を尋ねたものの「一身上の都合」ということで、詳しく教えてもらうことはできませんでした。
もしかしたらこちらに落ち度があったのかもしれませんが、それにしてもこんなに呆気なく仕事を辞める決断ができるなんて、と心底驚きました。
もちろんZ世代がみんなそうとは思いませんし、何か理由があったのかもしれませんが、仕事をそこまで重要視していない若者もいるのかもしれない、と感じた出来事でした。
【体験者:30代・女性銀行員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。