【W杯2026アジア最終予選】中国代表 1ー2 サウジアラビア代表(日本時間9月10日/大連梭魚湾サッカー場)

【映像】ボールを抱えて突破→小競り合いから一触即発のフェイスオフ

【映像】ボールを抱えて突破→小競り合いから一触即発のフェイスオフ

 まるでラグビーを見ているかのようなシーンがSNSで話題沸騰になった。中国代表のフェルナンジーニョがファウルの判定に納得いかずボールを抱えると、サウジアラビア代表のアブドゥレラー・アル=マルキがこれを奪い取ろうとして小競り合いに。乱闘寸前の事態となった。

 第1節で日本に0−7の大敗を喫した中国は、スタメンを大幅に入れ替えてホームにサウジアラビアを迎えた。

 注目のシーンは1−1で迎えた45分だった。守る中国は、自陣右サイドからクロスを上げられるも、DFがヘディングでクリア。このボールが自陣左サイドに流れると、中国のフェルナンジーニョとサウジアラビアのアリ・アラジャミがボールの奪い合いに。

 フェルナンジーニョが体を張って胸トラップを試みるが、アリ・アラジャミがフェルナンジーニョの首元に腕を絡めるようにヘディングでボールにアプローチ。これによりフェルナンジーニョが体勢を崩してホイッスルが吹かれると、同選手はすぐさまボールを抱えて審判に何やら不満をぶつけるように詰め寄ろうとした。

 しかし、アブドゥレラー・アル=マルキがフェルナンジーニョを制止するように行手を阻むと、フェルナンジーニョもこれを交わそうとフェイントを仕掛ける。まるでラグビーのようにボールを抱えたまま突破を図る姿が映し出された。

 その後、怒りを抑えられないフェルナンジーニョが睨みをきかせて両者フェイスオフに。一触即発で乱闘寸前の事態となったが、仲裁が入りことなきを得た。これによりアル=マルキいイエローカードが提示されている。

 このフェルナンジーニョのボールを抱えて突破を図るシーンがSNSで話題に。「ラグビーですかww」「あるタイミングでラグビーに変わる新スポーツ」「違うスポーツになってるwww」「何やっとんねんコイツらw」「審判も止め所わからんやろ」と盛り上がりを見せた。

 試合は1−1で迎えた90分、中国がCKからヘディングシュートを決められて土壇場で逆転を許し、1−2で中国が敗れた。

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