パリオリンピック金メダリストの岡慎之助選手(20)

 7日、佐賀県で開かれている国民スポーツ大会の体操成年男子に、パリオリンピック金メダリストの岡慎之助選手(20)が岡山県代表として出場しました。

 1チーム5人が演技し、各種目、上位4人の合計得点で順位を争います。岡にとってパリ五輪後初の公式戦。ゆかと鉄棒で新しい技に臨むと公言していて、演技構成が注目されました。

 最初のゆかで、岡は宣言通り、高難度の新技・リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)を披露。成功しますが、惜しくもラインオーバー。この後も、着地で手がついてしまうなど得点が伸びません

 それでも、得意の平行棒では高難度の演技構成をしっかりとまとめ、15点台を叩き出します。

 しかし、パリ五輪で金メダルを獲得した最後の鉄棒では、岡は新たに加えた技で落下してしまいます。

 岡山県チームとしても得点が思うように伸びず、団体総合5位となりました。