町田の藤尾翔太【写真:徳原隆元】

写真拡大

前半のうちに藤尾翔太が一発退場に

 FC町田ゼルビアは9月4日、ルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝の第1戦でアルビレックス新潟と対戦し0-5の大敗を喫した。

 試合の流れを大きく変えたFW藤尾翔太の退場劇には、さまざまな声が上がっている。

 前半16分、新潟FW長倉幹樹にゴールを許した町田。1点ビハインドから反撃に出ようとしたなか、同32分に相手へ仕掛けたスライディングの接触で、藤尾に“赤”のカードが提示された。1人少なくなった町田はここから大きく崩れ、先制弾含め長倉に計4点、FW小野裕二にもゴールも許し0-5の大量失点で敗れた。

 藤尾の退場のシーンには、賛否の声が上がる。ルーズボールに挑んだスライディングタックルで、ボールに触れながらも新潟MFダニーロ・ゴメスの両足に接触。リプレイ映像上では足裏での接触は不明瞭だが、お互いの脛同士が当たるような形となり、ゴメスはかなり痛そうにしていた。

 SNS上では「これは流石にかわいそう」「両足ってのも印象悪いんじゃないかな?」「足裏を見せた接触は厳しく取られる」「イエローが妥当」「勢い半端ないし大怪我のリスクも高い」など批判と擁護の意見が集まっている。

 試合の大きな分岐点となってしまった当該シーン。町田はこれで今季最多の5失点に。代表戦の影響で3人(中山雄太/谷晃生/望月ヘンリー海輝)が抜けていた一戦だったが、ここから指揮官はチームを立て直すことができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)