フルカラー表示が可能な11.8インチ電子ペーパーディスプレイを搭載した超薄型タブレット「reMarkable Paper Pro」が登場しました。「紙のような書き心地」を重視したタブレットになっており、メモや書類をデジタルで管理しながらも、手書きでメモを取ったり文章を作成したりすることができるデバイスになっています。

reMarkable Paper Pro | reMarkable

https://remarkable.com/store/remarkable-paper/pro

reMarkable Paper Proは超薄型で持ち運びしやすい11.8インチのカラーディスプレイを搭載したタブレットです。最大の特徴は「紙のような書き心地」を備えているという点。紙のような書き心地を再現するため、カスタムビルドのディスプレイ表面はリアルな摩擦と自然な書き心地を実現するようにテクスチャ加工されています。



reMarkable Paper Proの本体サイズは274.1mm×196.6mm×5.1mmで、重量は約525g。ディスプレイはフルカラー電子ペーパーのE Ink Gallery 3をベースとした11.8インチのものを搭載しており、アスペクト比は4:3、解像度は2160×1620ピクセルです。ディスプレイの照度は通常の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイと比べると暗いものの、調整可能な読書灯を備えています。



専用スタイラスペンの「Marker」は超高速の応答性と1mm未満の視差を実現。これによりデジタルで「紙のような書き心地」に近づけることに成功しています。



さらに、税込8000円の専用スタイラスペンである「Marker Plus」なら、ペンの頭部分に消しゴムが内蔵されているため、より実際のペンと紙での書き心地に近づくことが可能です。また、手書きのメモをワンタップで入力テキストに変換する機能も搭載されているため、字が下手でもきれいな書類を作成できます。



OSはLinuxベースのカスタムOSであるreMarkable OSを採用しており、プロセッサは動作周波数1.8GHzのCortex-A53、メモリ(RAM)は2GBのLPDDR4、ストレージは64GBを搭載しています。バッテリー容量は5030mAhですが、バッテリー消費の少ない電子ペーパーディスプレイを搭載しているため、フル充電で通常使用の場合は最大14日間、スタンバイモードの場合は最大90日間の利用が可能です。



他にも、クラウドで同期される専用のモバイルアプリおよびデスクトップアプリも存在するため、reMarkable Paper Proで作成した書類にいつでもどこでもどの端末からでもアクセスすることが可能。また、Google Drive、Microsoft OneDrive、Dropboxといったクラウドストレージサービスとも統合されています。

なお、reMarkable Paper Proの販売価格は9万9800円で、日本への配送時は送料無料となります。