母親の猛クレームだけではなかった!タカトシがピン活動を辞めた「ダダスベり事件」のトラウマ

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 お笑いコンビ・タカアンドトシが8月31日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)にゲスト出演し、原則ピンでの仕事のオファーは受けていないと明かした。過去にはトシが単独で番組に出演したこともあるが、すぐにタカの母親からの“ストップ”が出てしまったのだという。

 芸歴30年を誇るタカトシは現在もコンビでのテレビ出演にこだわる珍しいタイプで、“ピンの仕事は引き受けないのか?”と聞かれたタカは「僕が嫌なんで」と話し、「トシさんにピンで来た仕事も、まずは俺に来るんですよ、マネージャーから。『トシさんにこんな仕事が来てるんですけど、どうですか?』『あ、それダメ』って。で、トシさんには(話自体が)いかないようになってる」と、タカのところでオファーを受けるかどうかが判断されるのだという。

 そんな特殊なシステムになった理由についてタカは、そもそも自分がトシをお笑いの世界に誘った点を挙げ、「だから勝手にお前ばっか目立つんじゃないよっていう」と持論を展開。トシは「スゴくないですか? この考え方」と苦笑いし、過去にはピンで番組に出たこともあったというが、それを発見したタカの母親がすぐに息子へ連絡。本来なら「トシくん頑張ってるねぇ。1人でやってるじゃない。あんたも頑張りな」となりそうなところだが、タカの母は「おい!あのトシ、なんか1人で出てたね。あんたがこの世界に誘ったのに、なんでトシが1人で出てんだい!? あんたが誘ったんだから、あんたも出なきゃダメだろ!」とトシのピンでの活動に猛クレームを入れてきたのだという。

 これにタカは「分かったよ、母さん」となぜか納得。トシから「おかしいだろそれは!」「普通だったら『いや違うんだよ、あいつは今1人で頑張ってやってんだ』でいいでしょう」と突っ込まれたが、しばらくして、その番組に後からタカも一緒に出演するようになったと明かしていた。

「タカトシは共に北海道出身で、中学2年から漫才コンビを結成している幼馴染で阿吽の呼吸が持ち味の一つ。ですが、2020年10月放送の『やすとものいたって真剣です』(ABC)で語ったところによれば、互いの依存性の高さがデメリットにもなっているようで、過去にタカがピンで『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演したところ、ボケが周囲に伝わらず、ダダスベリしたことを告白。テレビでその様子を見ていたトシが『こんなに喋れないのか…』と心配するほどだったといい、この件以降、タカはピンでの出演をやめ、トシにも『出るなよ?』『一緒な?  コンビな?』と“束縛”するようになったようです。どちらかというと、タカの母親による厳しいチェックよりも、ダダスベり事件の方が、コンビ売りを続けざるを得ない理由なのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 タカを生かすも殺すも全てはトシ次第。北海道が輩出した売れっ子コンビは永遠に離れられない運命共同体というわけだ。

(木村慎吾)