歴史的な低迷を続けているホワイトソックス【写真:Getty Images】

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ホワイトソックスが今季3度目の12連敗

 ア・リーグ中地区で最下位に沈む米大リーグ・ホワイトソックスは3日(日本時間4日)に行われた敵地オリオールズ戦で、0-9の惨敗を喫した。これで今季3度目の12連敗となり、シーズン109敗目。特に直近の46戦で42敗を喫するなど、歴史的な低迷を続けている。

 この日も連敗が止まることはなかった。ホワイトソックスは、先発のニック・ナストリーニ投手が、2回途中までに6つの四球を与えるなど、7失点(自責点4)で降板。打線も、オリオールズ投手陣の前に沈黙し、散発6安打で完封負けを喫した。

 歴史的なペースで黒星を積み重ねるホワイトソックス。6月から7月に喫した14連敗、7月から8月に喫した21連敗に続き、今季3度目となる2ケタ連敗を継続中だ。8月にはペドロ・グリフォル監督を解任。現在はグレイディ・サイズモアコーチが暫定監督を務めているが、チームの調子は一向に上向く気配を見せない。

 20世紀以降の大リーグでは、1962年にメッツが喫した120敗がシーズンの最多敗戦記録となっている。ホワイトソックスがこのままのペースを続ければ、シーズン36勝126敗となり、その記録を塗り替えることとなる。

(THE ANSWER編集部)