6月1日、うちわを持った投稿が炎上した「WEST.」の中間淳太(本人のInstagramより)

 9月2日、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)が、「WEST.」の中間淳太に対する悪質な記事や、SNSでの誹謗中傷投稿を名誉棄損行為として、法的措置を取ることを発表した。

 発端は、2024年6月15日、中間が店舗に併設された郵便受けの写真を撮影し、「素敵な郵便箱を見つけた」と自身のXに投稿したこと。

 この郵便受けを一般人宅のものと誤解したユーザーから「プライバシー侵害」を指摘する声が相次ぎ、炎上騒ぎとなった。

 実際に中間が撮影したのは一般人宅の郵便受けではなく、STARTO社は《Xに投稿した郵便箱のポストを削除したうえで、中間及び担当マネージャーが当該店舗に謝罪に伺ったところ、店舗関係者は謝罪を快く受け入れてくださいました》と、店舗に謝罪したことも明かしている。

 STARTO社が誹謗中傷に対して踏み込んだ対応を取ったことを支持する声があがっている。だが、Xでは発端になった中間の“SNSの使い方”に疑問を呈する声も……。

《中間淳太に関しては、オタクが求めてるのはこっちじゃなくてSNSに載せる投稿を確認するワンクッションを置くことだと思うけどな》

《悪質な誹謗中傷はダメだけど原因作ったの中間淳太本人だよね?まずSNSの使い方勉強してもろて》

《じゅんたくんのことを執拗に叩く人はもちろんダメだけど 前提として中間淳太というおとこ、SNS不得手すぎるという》

 今回、問題になった郵便受けの投稿以外にも、中間はSNSで“失敗”があった。6月1日、WEST.の北海道公演後、中間はXとInstagramにスタッフにもらった「手作りうちわ」の写真を投稿。この写真が物議を醸すことになった。

「うちわに可愛らしいデコレーションがされていたため、ファンの間で『女性スタッフが作ったのではないか?』と噂になりました。中間さんは、5月にもInstagramのストーリーズに《ディズニーいきたいな チケットほしいな》と、スタッフが書いたと思われる“おねだりメッセージ”の写真をアップしていました。スタッフとはいえ、タレントとの距離の近さに疑問を抱くファンが多く、彼に批判的意見が寄せられていたんです」(芸能記者)

 その後、中間は《嫌な気持ちにさせてごめんなさい》と、Xでファンに謝罪。それでも、事態は収まらなかった。

「中間さんは謝罪とともに《スタッフさんは我々がハードスケジュールの中でも、少しでも楽しませようという気持ちでああいったことをやってくれてると思うんです》と弁明。

 そのうえで《多くの人は「意見」でしたが、中には「悪口」が混じっています》と、ファンを“悪者扱い”するような指摘をしたため、火に油を注ぐことになりました。

 彼の説明に納得できないファンも多く、“未解決”になってしまった印象です」(前出・芸能記者)

 その後に起きたのが「郵便受け騒動」だったのだ。

 前出の芸能記者は、「中間さんも含め、STARTO社タレントのSNSの使い方には不安が残る」と話す。

「4月にSTARTO社が本格的に稼働して以降、SNSを積極的に利用するタレントが増えました。ただ、5月にKis-My-Ft2の千賀健永(けんと)さんがInstagramのストーリーズにSnow Manの渡辺翔太さんとの個人的なLINEのやりとりを公開し、一部のファンからひんしゅくを買うことに。

 最近も、8月29日に木村拓哉さんが台風10号が各地に被害をもたらすなか、Instagramのストーリーズに《台風の動向が気になりますね》というコメントとともに、自撮り写真を投稿して、厳しい声があがったばかり。

 もちろん、誹謗中傷は許されることではありませんが、STARTO社タレントのSNS運用を見直す必要があるのではないでしょうか」

 まずは、SNS講習を“スタート”してみては?