【スゴ腕シェフのDNA】2つ星店の元料理長の“母”が作っていた「圧倒的ドライカレー」を再現してみた♡

写真拡大 (全15枚)

元2つ星フレンチのシェフで、現在は東京都港区にあるカウンターフレンチ・CIRPASで腕をふるうGeorgeさん。自身のYouTubeチャンネル『Georgeジョージ』では、お母様直伝の「圧倒的ドライカレー」を投稿していました。合いびき肉、玉ねぎ、カレー粉と王道な具材に、トマト、ピーマン、セロリもたっぷり♪野菜のおいしさが溶け込んでいそうですよ。ドライカレーはほとんど作らないので、挑戦してみます!

いろいろ買い揃えずとも「1缶」あれば作れます!例のカレー缶で初心者向け「本格スパイスカレー」に挑戦


元2つ星店のシェフ・GeorgeさんのX(旧Twitter)がこちら!


元2つ星フレンチのシェフで、現在は、東京都港区白金台のカウンターフレンチ・CIRPASでシェフをしているGeorgeさん。登録者数110万人のYouTubeチャンネル『Georgeジョージ』では、家庭で再現しやすい本格フレンチを多く紹介しています。

そんなGeorgeさんが、お母様が作っていたという思い出のドライカレーを、X(旧Twitter)にポストしていました。

夏はカレーを食べたくなるので、よく作りますが、市販のカレールウで手軽に作ることがほとんど。たまにはドライカレーもいいですね!

X(旧Twitter)でも作り方を簡単に記載していますが、YouTubeチャンネル『Georgeジョージ』では、詳しい作り方を見ることが出来ますよ。

味付けはカレー粉、ケチャップ、ウスターソース、赤ワイン、魚醤。どれも揃っているので、さっそく作ってみます。

野菜を細かく切るのがポイント!「圧倒的ドライカレー」を作ってみた!



【材料】(約2人分)
合いびき肉…300g
玉ねぎ…1個
トマト…1個
ピーマン…1個
セロリ…20g
にんにく…2かけ
しょうが…1かけ
カレー粉…小さじ3
赤ワイン…大さじ2
ケチャップ…大さじ1
ウスターソース…大さじ1
魚醤…小さじ1 ※しょうゆで代用可
塩…適量
黒こしょう…適量
オリーブオイル…適量
ご飯…適量
卵黄…お好みで

1. 玉ねぎ、ピーマン、セロリ、にんにく、しょうがをみじん切りに、トマトを1cm程度の角切りにします。



「圧倒的ドライカレー」で一番大変なのは、野菜のみじん切りとのこと。炒めた合いびき肉と食感が揃うように、玉ねぎ、ピーマン、にんにく、しょうがを出来るだけ細かく切るのがポイントです。

トマトは煮込むうちに形がなくなりますが、小さく切った方が水分が出やすいですよ。

2. 合いびき肉に塩ひとつまみと黒こしょうを振り、カレー粉(小さじ1)を加えて、さっくりと混ぜます。



合いびき肉にカレー粉を少し加えると、食べた時にしっかりとカレーの味わいを感じられるそうです。

3. フライパンにオリーブオイルを引き、強めの中火で熱します。2を広げ入れて焼き色を付け、ひっくり返して反対の面にもしっかりと焼き色を付けます。



合いびき肉を入れたら、触らずに2分30秒ほど焼きました。



ひっくり返すと、しっかりとした焼き色が!反対側も触らずに2分30秒ほど焼いてから、木べらでほぐしつつサッと炒めました。焼いたお肉は、ここで一旦お皿に取り出しておきます。

4. 合いびき肉を取り出したフライパンにオリーブオイルを引き、中火でにんにくとしょうがを炒めて香りを引き出します。そこに玉ねぎと塩ひとつまみを加えて、黄色くなるまで炒めます。



にんにくとしょうがを1分ほど炒めると香りが立ったので、玉ねぎを投入。6分ほどかけて、黄色っぽくなるまで炒めました。

5. セロリ、ピーマン、塩ひとつまみを加えて軽く炒め、トマトと塩ひとつまみを加えたら、全体を混ぜ合わせます。



セロリとピーマンは火が通りやすいので、表面が油でツヤッとする程度にさっと炒めます。



トマトと塩を加えたら、全体を混ぜながら1分ほど炒めました。食材を加えるたびに塩をひとつまみ加えると、野菜から水分が出て旨味が凝縮しますよ。

6. カレー粉(小さじ2)と3の合いびき肉を加えて混ぜ、ケチャップ、ウスターソース、赤ワイン、魚醤で味付けします。弱火で15分ほど煮詰めます。



野菜が炒まったら、先に炒めておいたお肉とカレー粉を加えます。お肉に比べ、野菜がたっぷりと入る印象。



カレー粉をなじませたら、ケチャップ、ウスターソース、赤ワイン、魚醤で味付けします。動画ではイタリアの魚醤・コラトゥーラを使っていましたが、筆者はナンプラーを加えました。魚醤がない場合は、しょうゆを加えてくださいね。



今回は、弱火で10分ほど煮込んだら水分がほぼなくなりました。ご飯の上にドライカレーをかけて、お好みで卵黄を乗せたら完成です。



カレーの風味は控えめ!スパイシーなタコライスのようで食べやすい♪



元2つ星フレンチのシェフ・Georgeさんの思い出の一品、お母様が作っていた「圧倒的ドライカレー」が完成しました。動画ではサフランライスにかけていましたが、今回は白ご飯でいただきます。



卵黄を崩し、少し絡めて食べてみると…。カレーの風味はそれほど強くなく、辛さ控えめ。とても食べやすいおいしさです♪

トマトのフレッシュな甘さと酸味、ケチャップの濃厚な甘さを感じるので、ミートソースのようでもあり、セロリやピーマンの香りがするので、タコライスのようにも感じます。

Georgeさんは、「高校の部活から帰ってきた時に、このドライカレーがあったら、テンションが上がった」とコメントしていました。

ほんのり辛くて、ほんのり甘く、ひき肉たっぷり!お腹がすいている時は、モリモリとおいしく食べられそうです。思い出のカレーになるのも納得のドライカレーでした。

トマトの水分だけで煮込むのでルウを使うカレーよりも短時間で作れる!



YouTubeの料理系チャンネル『Georgeジョージ』で見つけた「圧倒的ドライカレー」は、たっぷりのみじん切り野菜と合いびき肉を炒め、トマトの水分だけで煮込むのがポイントでした。

合いびき肉で作るので、お肉をじっくり煮込む必要はなし。市販のルウを溶かして煮込むカレーよりも、短時間で作ることが出来ました。

カレー粉を使うとスパイシーな辛さが付きやすいと思うのですが、トマトで煮込んでいるからか、それほど辛くありません。子どもでも食べやすい味わいのドライカレーに仕上がりました。

夏はカレーを作る機会の多いわが家ですが、ドライカレーはほとんど作らないので、新鮮な気持ちでカレー作りを楽しめましたよ。短時間でおいしく作れるので、おすすめです!ぜひお試しくださいね。