イシノサンデー(写真は96年のセントライト記念出走時、撮影:下野雄規)

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 JBBA日本軽種馬協会は20日、静内種馬場でけい養されていたイシノサンデー(牡31)が老衰のため死亡したことを発表した。

 同馬は父サンデーサイレンス、母ジェフォリー、母の父Alydarの血統。半弟に南関東で重賞2勝を挙げたロイヤルエンデバーがいる。

 95年9月、函館競馬場でデビュー。年内にもう1勝を積み上げ、暮れのラジオたんぱ杯で2着と見せ場を作る。3歳時は東京競馬場かつダート変更になったジュニアCを快勝し、弥生賞3着をステップに皐月賞を制覇。秋には大井のスーパーダートダービーで3着に入り、続く盛岡のダービーグランプリを勝利するなど、芝・ダート双方で活躍した。通算成績は22戦6勝(うち重賞3勝 ※未格付けの交流重賞含む)。

■静内種牡馬の遊佐繁基場長のコメント
「無事之名馬を体現し、31歳という長寿を全うしました。静内種馬場ではJBBA産育成技術者研修の種馬場実習での優れた指導馬としても活躍し、多くの人材を育て上げるとともに、多くのファンから愛され、穏やかな余生を過ごしていました。これまで長きにわたりご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます」

(JBBA日本軽種馬協会のホームページより)