(川口アナのInstagramより)

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《この度は私の不用意な発言で不快にさせ、傷つけてしまった方が多くいたこと、大変反省しております。言葉を扱う仕事をしている者として未熟でした。以後、言葉で誰かを傷つけてしまうことがないように精進してまいります。本当に申し訳ございませんでした》

8月11日、Xでこう謝罪したのはフリーアナウンサーの川口ゆり(29)。8日にポストした“男性の匂い”をめぐる私見が物議を醸し、所属事務所に解雇される事態にまで発展している。

問題視された川口アナのポストは《ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど》と前置きし、こう綴られていた。

《夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…》(現在は削除済み)

だが、男性に特定したことから“差別では”と受け取った人もいたようで、批判の声が相次ぐことに。大きな反響を受け、川口アナは続くポストで《一日に何度もシャワーに入れない人もいると非難の言葉を沢山貰いますが、そういう話をしてるのではなく》と反論。続けて真意を、こう説明していた。

《気付かぬうちに不快にさせることが誰しもあるから、できる範囲で清潔感を保つことが大事。特にこんな酷暑なら過剰に気をつけるくらいでもおかしくない。その例えがシャワーという話をしているのです》(現在は削除済み)

■契約解除に賛否両論「男女逆に考えたら契約解除は当然」「厳しすぎる」

しかしこの反論は火に油を注ぐことになり、さらに炎上することに。川口アナは一連のポストを削除し、最終的に謝罪したのだった。そんななか11日には、川口アナの所属事務所が公式サイトで契約解消を発表したのだ。

《当社は、2024年8月10日(土)をもって、川口ゆりとのアナウンス事務所VOICE所属契約を解消いたしましたのでご報告申し上げます》と切り出し、次のように経緯を説明。

《川口氏はX(旧Twitter)のSNSに於いて、異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました》

続けて、《当社では、言葉は誰かを傷つけるためにあるものではなく、勇気づけたり愛を語るためにあるものと考えており、言葉を扱う仕事に携わる者としてはあってはならず、大変心苦しく考えております》と記されていた。

さらに川口アナに“NO”を突き付けたのは、所属事務所だけではなかった。川口アナが講師として提携していた、ビジネス研修や講演を手がける「青山プロダクション」も同日に契約解除を発表したのだった。

公式サイトでは《弊社は、2024年8月10日(土)をもって提携講師である川口ゆりとの所属契約を解消いたしました》とし、《ハラスメント防止研修講師として複数回依頼いたしましたが本人による異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められ、契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました》と理由が記載されていた。

Xやネットで批判が殺到すると同時に、所属事務所や提携先からも契約を解除されてしまった川口アナ。こうした処分に対して、Xでは納得を示す声も。

《これが男女逆なら一発アウトの案件。差別的に捉えられる表現はダメなのよ。よって事務所の対応は正しい》
《男女逆に考えたら契約解除は当然ですね もっと火だるまになってるはずです》
《反論したのち、しれっと削除して終わらせようとしたんですよね? それは差別的だと大勢に指摘されても、考え直しも反省もしないんだなと思いました。すぐに間違いを認めてれば、契約解除にまでは至らなかったのではないかと思いますね》

いっぽうで、すぐさま契約解除の判断が下されてしまうのは、“厳しすぎるのでは?”と疑問視する声も上がっている。

《流石に契約解除はやり過ぎです。厳重抗議した方がいいと思います》
《決して強い言葉で発言してるわけでもないのに、こんなことで契約解除本当にお気の毒すぎる………》
《清潔にしましょうと言及しただけで契約解除は厳しすぎる》