フワちゃん

 8月11日、タレントのフワちゃんが、芸能活動の休止を発表した。

 不適切投稿の被害を受けた、やす子は、前日に《フワちゃんさんのことめちゃめちゃ許してます!もう終わりましょう!!》と発信していた。

 しかし、フワちゃんは、Xで公表した声明文で《この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました》とつづり、騒動の責任を取るとしている。

「すでに、フワちゃんに関しては冠ラジオ番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送ほか)の打ち切りが決定し、レギュラー出演していた『行列のできる相談所』(日本テレビ系)の公式サイトの出演者一覧からも削除されるといった対応が取られており、芸能活動は休止せざるをえない状況でした。

 こうした対応がすぐさま取られた背景には、彼女がテレビで見せてきたキャラクターさながらの横暴ぶりがあったためとも聞いています。とくにADなど現場スタッフへの当たりが強く、最近では番組の企画会議でも名前があがらなくなってきていたそうです」(民放関係者)

 最近でも『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)に久々に出演し、大御所歌手の美川憲一を“呼び捨て”にしたことで、サンドウィッチマン伊達みきおに咎められる様子が放送され、業界内からも批判的な声が多く聞かれていた。

 そんな彼女のキャラのなかでも代表的なものが“タメ口”だったが、今回、発表した声明文ではきっちりと「敬語」だったため、X上では《フワちゃん敬語使えたんだね》といったツッコミが続出している。

 さらには、彼女のキャラが“崩壊”したことを受けて、今後の芸能活動への影響を指摘する声も、多く聞かれた。

《俳優とか芸人の交通事故とか不倫と違って、フワちゃんの場合は戻ってきてもあのキャラでもうテレビ出れなくね?》

《まぁもちろん同じキャラではやっていけないだろうし、でもそのキャラじゃないとフワちゃんではなくなるわけで、さぁどうする》

《フワちゃんが休んだところでどんなキャラで復帰できると言うの?》

 これまで多くの不祥事芸能人が復帰してきたが、いずれも昔のような活躍は見せていない。

「2016年に“ゲス不倫”で休業したベッキーさんは、それ以前の明るいキャラクターから180度転換しましたが、やはりバラエティタレントとしてのポジションを取り戻すことはできていません。

 アンジャッシュ・渡部建さんも同様に、2020年の多目的トイレでの不倫騒動以降は“反省キャラ”を貫いていますが、やはり地上波復帰には高い壁が存在している状況です。

 しかし、フワちゃんの場合は不倫騒動の2人に比べれば、やす子さんが『許してます』と態度を示していることが異なります。もしかすると、今後、フワちゃんが復帰できるかどうかは、やす子さんの行動次第になってくるかもしれません」(芸能記者)

 まずは本名の「不破遥香」に戻って、今後のことを考えてみてほしい。