「暑い日」と一緒に検索されているキーワード 札幌「エアコン」、福岡「夏野菜」…東京と京都は?
LINEヤフー(東京都千代田区)の行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」が、夏の気温の高い日に検索されているキーワードから、暑い日の人々の関心事を分析したレポート「なぜ東京で熱中症の検索割合が高いのか」を公開しました。
「Yahoo!検索」、気象庁 過去の気温データを利用。2020年〜2024年の7〜9月の週末、祝日の期間の日ごとの検索人数と気温推移との相関係数を計算し、気温が高くなった時にどのようなキーワードが検索される傾向があるかを調査し、東京23区で特に相関係数が高い上位10キーワードを抽出したところ、「吉祥寺 かき氷」(10位)、「浅草 かき氷」(9位)、「新宿 かき氷」(6位)、「渋谷 かき氷」(5位)、「池袋 かき氷」(3位)、「上野 かき氷」(1位)と「かき氷」関連の検索が多く、地域ごとの店舗を調べていることが判明したということです。
その他、「夏バテ」「あせも」といった季節特有の症状、「エアコン」のトラブルについて検索されていることもわかったとのことです。
東京23区に加えて札幌市、京都市、福岡市でも相関係数の算出を行い、上位100キーワードをカテゴリに分類し、カテゴリごとの各都市での検索人数割合を出したところ、「かき氷」に関するキーワードで検索されているのは東京独自の特徴だったことも判明。札幌市では「エアコン」、京都市では「プール」、福岡市では「夏野菜」といったワードが人気だったということです。