タイガー魔法瓶、蒸気レス&転倒お湯漏れ防止で“やけどリスク軽減”の電気ケトル発売 約57秒スピード沸騰も実現
タイガー魔法瓶が、「蒸気レス」と「転倒お湯もれ防止」機能を搭載した電気ケトルの新商品「蒸気レス電気ケトル<クイックアンドセーフプラス>」シリーズを9月1日に新発売します。
同シリーズの「PCV-A」型(A060/A080/A100/A120)は、同社独自技術の「スピード蒸気検知」と「蒸気キャッチャー構造」により、蒸気を本体の外に出さず、やけどのリスクが軽減されています。また、「水温・室温23度。定格消費電力にて、カップ1杯分約140ミリリットルにおいて通電自動オフするまでの沸騰時間(同社測定法)」で「沸騰スピード約57秒」を実現しています。本体二重構造になっており、本体が熱くなりにくく、沸かしたお湯が冷めにくい設計にもなっています。
近年、電気ケトルの普及に伴い、小さな子どものやけど事故が問題視されてもいます。2021年に「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈についての一部を改正する通達」により、「電気用品安全法の技術基準の解釈別表第十二」に転倒流水試験が追加され、この基準に準拠する電気ケトルは、2024年8月以降、同基準の転倒流水試験条件を満たさないと製品の製造、輸入ができなくなります。
新商品は、同基準の転倒流水試験条件を満たした機能「転倒お湯もれ防止」も搭載しています。
同日、6段階(50〜100℃)のダイヤル式の温度調節機能が付いた「PTV-A」型(A080/A120)も発売。価格はいずれもオープンになっています。