「巨大地震注意」にどう対処すべきか？精神科医が助言「パニックにならないことが重要」

精神科医のTomy氏が、自身のYoutubeチャンネルを更新し、「巨大地震注意」下でのメンタルケアについて語った。動画のタイトルは「『巨大地震注意』下でのメンタルケア」で、Tomy氏は、気象庁が発表した「巨大地震注意」について、自身の見解と対策を提案している。

Tomy氏は、「この巨大地震注意というものがあるのってね、おそらくほとんどの人知らなかったと思うんですけど、僕も知りませんでした」と驚きを示しつつ、「過度にパニックにならないことだと思うんですね」と冷静な対応を強調した。彼によれば、巨大地震が起きる確率は0.5%程度であり、200回に1回の確率なので、過剰に怖がる必要はないと述べている。

さらに、「何かあった時にどうするかとか、周りの倒れそうなものをちょっと避けとくとか、止めとくとか、あとは何かあった時でも割と安全に、寝れる場所に寝とくとか、いざという時の防災の袋とかそういうものを用意しとくとか、そういう意識を持っているとある程度、という程度でいいと思うんですね」と具体的な対策を挙げたうえで、「意識するだけでもだいぶ違います。違いますよみたいな話をするわけです」と語り、心構えの重要性を強調した。

Tomy氏はまた、「テレビを見る時間っていうのは、自分で調整した方がいいと思いますね」とメディア報道の過剰な情報に翻弄されないように警戒を呼び掛け、「それだけちょっと気をつけてください。あと、わかってても気持ち悪くなる人もいると思うんですよ」と視聴者に対する配慮も示した。

最後に、「お盆ですし、基本は普通に夏を楽しみつつ、頭の片隅に、一週間注意する必要があるなっていうことだけを覚えておけばいいのかと思います」と締めくくり、視聴者に穏やかな日常を送りつつ注意を払うようアドバイスを送った。