広島の“忍者”が「凄すぎる」 虎ファン呆然…安打強奪の強肩に「GG賞確定やろ」
広島・矢野がまたも超ファインプレー
■広島 6ー3 阪神(9日・京セラドーム)
広島の矢野雅哉内野手がまたも美技で球場を騒然とさせた。9日の阪神戦(京セラドーム)で、三遊間の難しい打球を掴むと、ノーバウンドで一塁に送球してアウトを奪う離れ業を見せた。ネット上のファンも「あの体勢からあの距離にストライク送球はえぐい」「GG賞確定やろ」と大絶賛だった。
5点リードで迎えた8回に2点を返され、なおも2死一塁の場面。代打・原口文仁内野手の打球は三遊間を抜けるかと思われたが、ダッシュした矢野は逆シングルでなんとかキャッチ。それだけでなく、一塁へ送球してアウトを奪った。
これには場内も騒然。反撃の芽を見事に摘み、全力疾走した原口も悔しそうな表情を浮かべた。今季矢野は好守を連発しており、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、守備全般の貢献度を表す「UZR」(遊撃手)では12球団1位となっている。
ネット上のファンからも「ヤバっつ」「何でそれアウトにできる」「これはほんまにワールドクラス」「この守備はヤバすぎるわ」「どんな体幹と運動神経と身体の使い方の上手さなのよ」「GG賞確定やろ」と驚きの声が上がっている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。