元プロ野球選手・斎藤佑樹氏「知ることがキャリアを変える鍵」アスリートのセカンドキャリアに迫る

元プロ野球選手と元Jリーガーが見た”アスリートのキャリア”の現実～栄光と挫折を知る彼らと共に考えるキャリア支援の未来とは～というタイトルの動画が公開された。
動画では笹木かおりMCのもと、斎藤佑樹氏（株式会社シーソーゲーム 取締役 兼 CIO）、磯村亮太氏（株式会社マイナビ　アスリートキャリア事業部　キャリアアドバイザー）、鹿山拓真氏（株式会社マイナビ　アスリートキャリア事業部　キャリアアドバイザー）が、アスリートの引退後のキャリアについて討論を行った。

まず最初に、現役選手に戻れるとしたらどんなアクションを取るかという質問に対し、鹿山氏は「自分を知るアクション」を重視すると回答。続いて斎藤氏も、「もし自分がもっと深く知ることができたら、また違った野球人生だったのかな」と現役時代のデータ活用についての見解を述べた。「自分のストレートの回転数や回転軸を知ることで、変化球に切り替えるなどの選択ができたかもしれない」と斎藤氏は語った。

次に、引退後のキャリアで感じた大変さについて問われた際、斎藤氏は「お金の管理や経営、事務回りが一番苦労した」と振り返りました。磯村氏も「パソコン操作やビジネスマナーなど、社会人としての基本的なスキルの習得が大変だった」と共感を示した。

議論はキャリアサポートの重要性に移り、鹿山氏は「自分を知ることが不安を消す第一歩である」とし、磯村氏は「どんなに小さなことでも努力し続けることが大切」と訴える。そして斎藤氏は「自己分析が重要であり、メディアの力を活用することもキャリアを進める手段」と提案した。

動画の最後に、各発言者から今後のアスリートに向けてのメッセージが送られた。鹿山氏は「知ることに対して積極的になることがキャリアを充実させるカギ」と示し、磯村氏は「ビビらないことが大切」と強調。斎藤氏は「知ることが不安を解決し、自分の進むべき道を明確にする」と締めくくった。