8月24日に出雲市で、8月25日に浜田市で『ご縁の国しまねツアー2024』開催

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島根県出身のプロレスラー、日高郁人&青木いつ希が8月24日に出雲市で、8月25日に浜田市でプロレス興行『ご縁の国しまねツアー2024』を開催する。

2011年に島根県のふるさと親善大使、遣島使に就任した日高は、愛弟子、青木とともに故郷の魅力を伝えるべく定期的に島根で興行を開催。近年はコロナ禍によって身動きが取れずにきたが、今年3月、4年ぶりに島根・益田市で『ご縁の国しまねツアー2024』第1弾興行を開催。同大会を大盛況に導いた日高は、その第2弾として出雲&浜田で2日連続の大会を開催する。

■『ご縁の国しまねツアー2024』
【出雲大会】
8月24日(土)出雲だんだんとまとアリーナ・サブアリーナ/試合開始18:00
【浜田大会】
8月25日(日) 島根県立石見武道館/試合開始時14:00

同大会には、グローバルな活躍を見せる“世界一性格の悪い男”鈴木みのるが参戦。そこには日高のどんな思いが込められているのか。そして今回のインタビューで明かした、島根19市町村制覇の野望とは。島根への思いに溢れた日高&青木、師弟対談をお届けする!

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――今年3月24日に島根県益田市で開催された『ご縁の国しまねツアー2024』。今回は同ツアー第2弾として8月24日に島根・出雲(出雲だんだんとまとアリーナ・サブアリーナ)で、8月25日に島根・浜田(島根県立石見武道館)で大会が開催されます。

日高 僕がデビューした格闘探偵団バトラーツでも益田大会をやりましたし、ZERO1時代も地方興行の一環として凱旋興行を開催していたんですけど、2012年に株式会社ショーンキャプチャーとして自分でやるようになって。いまも青木を連れて、しょっちゅう島根に帰ってるんです。

ただ島根に帰るなかで感じるのは、こんな言い方をしていいのかわかりませんが、正直過疎が進んでいて。でも観光名所もあるし、おいしいゴハンも食べられる、すごくいい場所なんです。だからこそ来てほしいんですよね、プロレスファンの人たちに。自分たちの生まれた場所、地元を見てほしいなと。

――島根県もバックアップしてくれているとか?

日高 大会自体、島根県の後援でやってるんですけど、島根県も「ご縁の国しまね」という観光PRキャンペーンをやっていて。だからシリーズ名も『ご縁の国しまねツアー』とつけさせてもらって、島根に来る人を増やしたいなと。地元の人たちに見てほしいのはもちろんですけど、県外の人たちにも観戦してほしいなと思いますね。

島根凱旋に受けて、対談をおこなった日高と青木

――今回の『ご縁の国しまねツアー』は単発興行ではなく、2日連続になります。

日高 秘密結社鷹の爪の作者で、同じ遣島使のFROGMANさんという方がいて、「しまねの吉田くん」というキャラクターの島根自虐Tシャツが何年か前にバズったんです。それで自分も吉田くんとコラボしたいと思って、人づてに紹介してもらって。直接お願いにいって、FROGMANさんもぜひということで快諾していただいて、今日着ているTシャツも僕と青木とで作っていただいたんです。

――わざわざお願いしに行かれたのも島根愛が原動力なんでしょうね。

日高 そうですね。でも、それ以来、FROGMANさんには協力していただいていて、青木のイラストは般若面が描いてあるですよ。

青木 自分にとっても、島根といえば吉田くんだったので、コラボできておぉー!ってなりましたね。うちの父親も初めてコラボしたときは、「吉田くんじゃん!」って驚いてましたから。

――吉田くんぐらい、プロレスも島根に浸透させたい気持ちは?

日高 それはありますね。FROGMANさんは島根にある19市町村分の吉田くんを描かれたんです。だから自分たちも19市町村を1年間で回りたいなと。

――3月の益田に続いて、8・24出雲、8・25浜田と3大会目になりますが。

日高 あと16大会(笑)。できれば秋にもまたやりたいと思っていて、8月大会の営業をしながら探ってるんです。いま青木が浜田市のPR大使をやらせていただいているんですけど、地元島根出身の人間が夢をかなえてリングで闘ってるっていう姿をたくさんの人に見てもらいですし、特に子どもたちには、身近な人が夢をかなえて頑張ってるんだって知ってもらって、自分たちもキラキラした夢に向かって行ってほしいなって。

――いろんな思いが込められているんですね。

日高 そうですね。青木なんてもっともっと島根県の有名人になってもらいたいし。ドンドン『ご縁の国しまねツアー』で島根を回ってプロレスを広めていきたいですし。

――浜田市は青木さんにとって、リアル地元だとか?

青木 益田は隣の市ではあるんですけど、車で約1時間かかるので、ちょっと地元とは離れていて。浜田市は完全地元で、大会は5年ぶりなのかな。以前、浜田で試合をした時といまの自分は全然プロレスラーとして違うので。すごく緊張はします。だけど、嬉しくて幸せですね、地元で知ってる人たちの前で試合ができるっていうのは。

――会場は島根県立石見武道館です。

青木 自分が通っていた高校が徒歩5分ぐらいのところにあって。ホントに自分が暮らしていた街並みにある会場なので。

日高 前回浜田でやった2019年大会にも青木は出てるんです。その時はショーンキャプチャー所属ではなかったですけど。コロナ禍があって4年間、島根で大会ができなかったんですけど、その間に青木はすごい成長できたので、ワープしたような感覚で青木のことを見てもらえるのかなと。3月の益田大会で水波選手と試合した時もすごくよかったし。久しぶりの凱旋でいまの青木いつ希を見てやってほしいですね。

――過去の大会を振り返ると、来場者は地元の方が多いんでしょうか? 島根県外からのファンもいらっしゃいますか?

日高 県外からもけっこう来てくれてます。前は年1回のペースでやってたので、年に一度の旅行みたいな感覚で。

青木 3月の益田にも青木のファンの方が、ありがたいことにけっこうな数で来てくれて。

日高 じつはショーンキャプチャーで萩・石見空港のサポーター企業に登録してあって、萩・石見空港の利用者には助成金が出るようになってるんです。

青木 利用促進の面で微力ながら貢献できたんじゃないかなと思っております。

――県との関係性が深いショーンキャプチャーならではですね!

日高 そうなんです。(コロナ禍で活動できなかった)この4年間で県の担当の方も部署がいろいろ代わっちゃって。でも今回お話に行った時も「日高さんてプロレスやってる遣島使(※島根県版のふるさと親善大使)の方ですよね」って言っていただいて。県庁の人にもそういうふうに認識してもらってるのは、ずっとやってきたからかなって。

ショーンキャプチャーポーズを決めた日高と青木

――島根にも浸透しだしていると。

青木 地元の人の協力がすごく大きいなって思います。ウチの父親はずっと浜田に住んでるんですけど、父親経由で「今度、浜田で大会があってウチの娘が出るから」みたいな感じで広めてくれたり、お店に貼ってある大会ポスターを見て「(青木が)帰って来るんだね」みたいな感じで、自分がプロレスやってるのを知ってくださってて、「大会見に行くね」って言ってくださったり。地元の友だちも「休み取れたから見に行くわ」って。ホントありがたいですね。

日高 ずっと応援してくださってる方に挨拶に行くと、違う企業さんを紹介してくださったりしますし。

――友だちの輪ならぬ島根の輪が広まっていると。

日高 そうなんです。そうすると、「青木選手ってあそこの娘さんなんだ!」ってドンドン広まっていって。

青木 自分が浜田のPR大使をするとなって、卒業した高校に挨拶に行ったんです。そしたら母校の校長先生が自分の同級生のお父さんだったり。おかげで校長先生とたくさんお話させていただきました(笑)。

日高 浜田大会は今のところ久保田章市市長が来てくれる予定ですし、担当の方たちもすごく応援してくださって、PRも手伝ってくださって。すごくありがたいです。

浜田市PR大使委嘱式にて。右は久保田章市浜田市長

青木 ぶっちゃけ、プロレスが島根県にすごい馴染みがあるわけではないんですけど、それでも応援しなきゃ!っていう感じですごくバックアップしてくださって。ほんとにありがたいですね。

日高 出雲のほうも以前担当だった方が定年になられて、あらためて開拓していってるんですけど、とにかく協力してくださって。小学校をまわったり、地元のケーブルテレビも応援してくださったり。

――協力してくれる皆さんに応えるためにも成功させたいところですね。

日高 はい。ここを成功させないと今後拡大も望めないので。


日高「鈴木みのる闘って勝ちたい。勝つ姿を地元の人たちに見せたい」


――対戦カードも発表され、8・24出雲では日高さんは阿部史典とタッグを組み、鈴木みのる&“brother”YASSHIと対戦。青木選手は関口翔選手とタッグを組み、尾粼妹加&しゃあ組と対戦します。

日高 今回やるにあたって考えたのは鈴木みのるを島根に呼んで、凱旋をしたいと。

――鈴木選手とは?

日高 2度目の対戦ですね。昨年大みそか「年越しプロレス」の6人タッグトーナメントで一度対戦していて。やっぱり鈴木さんは世界で活躍されている方なので、大会ポスターを持っていってプロレスに興味がなさそうな人でも「鈴木みのるが来るんだ」っていう反応があるんですよ。

――現実的なことを言うと、鈴木さんクラスの大物になると諸経費はかなりかかると思うのですが?

日高 それは確かにそうですね。でも、ぶっちゃけて言うと僕たちはまだ全国的なスターではない。そういうなかで、プロレスというジャンルをせっかく島根に人に見てもらうのなら、仲間うちだけでやるんじゃなくて、本物のスターを見てほしい。そういう意味で(鈴木みのる参戦は)思っていた以上の反響が返ってきてますね。

――当然、ファンは鈴木みのる相手に勝つ姿を期待すると思います。

日高 勝つ姿、見せたいですね。自分もキャリアを積んできて、年齢的には間もなく52歳。正直、体力の衰えは感じます。それでも必死になって闘う姿を見せたいですし、すごく強大な敵に勝つ姿を見せたいです。

青木 自分がタッグを組む関口翔は同期で、いま中野のホカクドウで一緒に働いてくれている仲間で、チームホカクドウとしてタッグを組む機会も増えてる。地元島根で闘う時、やっぱり信頼している相手に隣にいてほしいなと。あとこれは余談なんですが、昔から翔さんが出雲大社にすごく興味があって、「行きたい!」ってずっと言っていて。

――今回の試合の前後で行くタイミングありそうですか?

青木 ……無理やり作るしかないですね(笑)。あと「翔氏、いつもありがとう」の意味も込めて一緒に闘いたいなって。

日高 関口翔と青木で言うと、先日おこなわれたwaveのシングルリーグ戦『CATCH THE WAVE 2024』で2人の試合がシリーズ通してのベストバウトを受賞したんです。

青木 史上最多の出場人数で、2カ月ぐらいの長いシリーズだったんですけど、開幕戦(5・5後楽園)のセミファイナルでやった試合がベストバウトを取れたので。

日高 青木は2年連続ベストバウトなんですよ。

青木 去年は笹村との試合でベストバウトを取って、今年は翔さんと。

日高 ホントに以前とは変わった青木の姿を皆さんに見てもらいたいですね。

青木 あと対戦相手の妹加さんは、パーソナルトレーニングジムフレンジでグループレッスンをしていただいて業務的に大変お世話になっているんです。選手としてもパワーはすごいし、かわいくて強い。ザ・女子プロレスを体現してる選手なので、そんな妹加さんを島根の皆さんにも見てもらいたいし、自分がそのパワーに勝つところも見てほしい。

しゃあ選手はお隣の山口県出身なんですけど、叔母様の豊田(真奈美)さんが島根出身なので。

日高 言ったら“島根二世”なので、仲間だと思っているので。

青木 同じ中国地方出身の先輩として、壁になれるかわからないけど、試合するなかで何か感じてもらえたらなって思いますね。

青木いつ希。8月24日に大会をおこなう出雲だんだんとまとアリーナにて

――青木さんの地元8・25浜田大会では日高さんと青木さんがタッグを組み、鈴木みのる&山下りなという強力タッグと激突します。

青木 これは自分の希望が入ってるカードです。言い方が難しいんですけど、地元凱旋だからと言って自分が勝てそうな相手と闘ったって面白くないなと思って。もちろん日高さんと勝利を取りたいですよ。だけどそれと同じぐらいメチャメチャ強い敵に立ち向かっていく姿を見せたいなって。ウチのおばあちゃんには言われたんですけどね。「勝てる相手、連れてこないと」って。以前、やった時、私も日高さんもボコボコにやられてるので。

日高 ボコボコってなんやねん(苦笑)。

青木 日高さんは惜敗でしたね(笑)。でも私は完敗で。

――故郷に錦は飾れなかったと。

青木 でも、そういう違うんだよって私は思っちゃって。私はホントにプロレスが大好きで、プロレスラーの〝どれだけつらくても立ち上がる姿〟に勇気もらって、これからどうしようみたいな時、いっぱいパワーをもらって、頑張ってきたので。

――鈴木みのる&山下りなは超強力な敵になりますが?

青木 いや、どう考えても強大過ぎる敵じゃないですか。自分と日高さんの2対1ですら恐ろしいのに、鈴木みのるさんと山下さん、どっちが出てきても地獄ですよ。でも、たとえ圧倒的な力量差がある相手だとしても、私は立ち向かっていきたいし、立ち向かっていく姿とか、やられてもやられても立ち上がっていく姿とかに見てほしい。そんな自分を見て、「明日もがんばろう」って思ってもらえるような日にしたいというか。だからあえて、自分にとって高くて厚くて、何をやっても壊れない壁みたいな2人と闘わせていただくというのが大きいです。

――隣には日高さんがいます。

青木 その壁を壊せるかもっていう望みとしての日高さん。いつも一緒にトレーニングして、練習も見てもらって、仕事もずっとやってきてる日高さんとであればね。日高さんの経験値と技術とテクニックで、まだまだこれからな青木の力をいつも以上に引き出してくださるので。タッグベルトを一緒に巻いたこともありますし。日高さんと自分とで、絶対無理だろっていう壁をブチ破って、島根の人にプロレスで元気を感じてもらえたらなって。自分がプロレスに救われたみたいに。

日高 鈴木さんはもちろん、山下さんも666でRebel&Enemyというチームでやらせてもらっていて、すごくいい選手で、すごく強いっていうのはわかってるんです。そのうえで青木に望むのは、立ち上がる姿も見せてほしい。

だけど、僕はプロレスは闘いである以上、勝利を取りにいかなきゃ闘う意味がないと思うので。2人とも強大な敵だから厳しい闘いにはなると思うけど、それでも勝利をつかみにいく姿を見せてほしい。実際につかみたいし。確かに鈴木さんは僕でも持て余す実力者だと思います。全世界で活躍されてる方ですし。でもそういう人だからこそ、闘って勝ちたい。勝つ姿を地元の人たちに見せたいですよね。

――鈴木&山下組に勝ったら、間違いなくドッカン沸きますね!

青木 ホントですね! あの2人に勝ったらうまい酒が飲めますよ!

日高 ボコボコにされすぎてお酒飲めないかもしれないけどな(笑)。でも夏休み最後の週末、島根の皆さんの心を動かしたいですね、僕たちの闘いで。

2023年12.31後楽園で日高と鈴木の初対決が実現

青木「地元はずっとずっと特別な場所で大好きな場所。その大好きな場所で闘う私を見てほしい」

――先ほど言っていた19市町村制覇など今後の更なる展開も視野にいれていると思います。

日高 そうですね。3月に益田でやって、8月に出雲と浜田、ホントは秋にもやりたいんですけどね。冬は寒さが厳しいので。

青木 島根はけっこう雪があるので。

日高 僕らもそうなんですけど、佐賀県初のプロレス団体「BURST」をやってる岩粼永遠も島根県出身で、僕がプロレス界に入れた選手なんです。団体は変わったけど、自分が島根でやるときは必ず出てほしい選手だし、青木もそうですけど、島根県を背負っていってほしい人間なので。

――岩粼選手にも島根の盛り上げに一役買ってほしいと。

日高 そうですね。BURSTさんにはリングを借りたり、お世話になっているので。

――ちなみに島根19市町村制覇という意味では今回で3市回って、残りは16になりますが?

日高 (苦笑)。まぁ僕が以前からやってたことも含めると、松江市と雲南市もやってますから。

――それでもあと14です(笑)。

日高 1年で回れるかな(苦笑)。でも言った以上はやりたいですね! あと隠岐(諸島)とかも行きたいんですよ。

――離島プロレスもいいですね。ただ、こんな言い方良くないと思うのですが、かけた労力に見合わないケースも出てくるんじゃないですか?

日高 実際ありましたよ、過去には。それでもやっぱり島根のためにっていう思いが大きいですし、それを応援してくださる方もたくさんいるので。同じ島根出身だからと応援してくださる方たちの思いとか気持ちにも応えたいなと。

――青木さんはレギュラーの試合スケジュールもあってかなり多忙になるかと思いますが?

青木 どれだけヤバいスケジュールになろうと任せてください! 試合の連戦、島根の営業、自分の引っ越しが重なってもやります!というか、やりました(笑)。

日高 青木はレギュラーで出させてもらってる団体も多いんですけど、今年に入ってから島根を回る時は必ず一緒に連れていくようにして。青木は専門学校卒業と同時にショーンキャプチャーに入社してるので、社会人経験はウチからなんです。僕としてもいろいろ教えないといけないし。

青木 社会人としての経験はゼロに等しかったので。

――まさに二人三脚ですね。日高さんに万が一のことがあっても、青木さんがいるから大丈夫だと。

青木 任せてください、次期社長ですね(笑)。

日高 そうだったの?(苦笑)まぁ頼もしい青木もいてくれることですし、有言実行の島根19市町村コンプリートはやりたいですね。何年かかるかわかりませんが、実現させたいです。

青木 もしかしたら途中で私が社長になってるかもしれませんが(笑)。
日高 その時は青木、よろしく頼むぞ(笑)

――では改めて8・24出雲、8・25浜田に向けてメッセージをお願いします。

日高 最初の頃は島根県益田市出身の日高郁人が東京でやってる姿をそのままもってこようと思ってやってたんですよ。当時よく対戦していた選手とか、抗争相手を呼んで。途中から島根出身で異ジャンルで活躍している人、アーティスのIKUOさんだったり、お笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子さんだったり。青木の入場曲を作ってくださってるNEMOPHILAの葉月さんも島根出身なんですけど、島根出身だけど島根の人も知らない、島根出身で頑張ってる人の橋渡しになりたいなっていう気持ちもあって。プロレスを介して、この人も島根出身なんだっていうのを知ってもらったり、それキッカケで島根ってこういう県なんだ、こんな素敵な場所なんだって知ってもらえたらなって。ホント島根の輪ですよね。島根の輪でプロレスが広がっていけば、それもすごく最高なことですし。

試合に関して言えば、プロレスって非日常って言われますけど、僕らプロレスラーも生身の人間で。生身の人間が一生懸命鍛えて、必死に闘うっていう非日常だけではない姿を見てもらって、夢を描いたり、明日への活力になったりだとか、皆さんの心に何かひとしずく落として、家路についてもらうような大会にしますので。ぜひご観戦をお待ちしています。

青木 自分はプロレスが好きで、いまプロレスラーをやっていて、東京という場所が好きになって。だけど、自分が生まれ育ったのは島根県なんです。島根県浜田市で育ったから、いまの自分がある。やっぱり地元って自分にとってもずっとずっと特別な場所だし、大好きな場所なので。皆さんにはその大好きな場所で闘う私を見てほしい。私の地元で闘う姿をみてほしい。自分が好きな地元を知ってほしい。

島根って東京の方からしたら観光名所も何もないような場所かもしれないけど、ホントに人があったかくて、ゴハンがおいしくて、海がきれいで、とってもおだやかないい街なので。島根という土地を私はたくさん知ってほしいです。試合も見てほしいですし、試合と一緒に島根県のオイシイごはんや町のあたたかさを知ってほしいので。「ご縁の国しまねツアー2024」8月24日の出雲大会、25日の浜田大会をキッカケに島根県を知ってほしいです。きっと夏休みを締めくくるのにふさわしい1日になると思うので。ぜひ島根にいらしてほしいですね。

8.24出雲&8.25浜田に向け、意気込みを語った日高と青木


『ご縁の国しまねツアー2024』
■8・24出雲大会

8月24日(土)試合開始18:00
出雲だんだんとまとアリーナ・サブアリーナ(島根県出雲市西林木町207-1)
※アクセス=一畑電鉄・川跡駅から徒歩5分

【対戦カード】

▼第5試合~最終試合~タッグマッチ(30分1本勝負)
日高郁人&阿部史典(格闘探偵団)vs鈴木みのる(フリー)&“brother”YASSHI(ダブプロレス/KOBEメリケンプロレス)

最終試合 タッグマッチ30分1本勝負最終試合 タッグマッチ30分1本勝負

▼第4試合~セミファイナル~シングルマッチ(30分1本勝負)
岩粼永遠(BURST)vs間下隼人(SSPW)

セミファイナル タッグマッチ30分1本勝負

▼第3試合~タッグマッチ(30分1本勝負)
青木いつ希&関口翔(フリー)vs尾粼妹加(フリー)&しゃあ(T-HEARTS)

第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

▼第2試合~タッグマッチ(20分1本勝負)
宮本裕向(暗黒プロレス組織666)&ファイヤー勝巳(JTO)vsアンディ・ウー(フリー)&がばいじいちゃん(九州プロレス)

第2試合 タッグマッチ20分1本勝負

▼第1試合~シングルマッチ(15分1本勝負)
KEITA(JTO)vsボンバータツヤ(JTO)

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負


※17時30分よりヒトノユメのライブ。

■8・25浜田大会
★8月25日(日)試合開始14:00
島根県立石見武道館(島根県浜田市黒川町3735)
※アクセス=JR浜田駅から徒歩9分

【対戦カード】

▼第5試合~最終試合~タッグマッチ(30分1本勝負)
日高郁人&青木いつ希vs鈴木みのる(フリー)&山下りな(フリー)

最終試合 タッグマッチ30分1本勝負

▼第4試合~セミファイナル~タッグマッチ(30分1本勝負)
岩粼永遠(BURST)&シマネリオvs間下隼人(SSPW)&”brother”YASSHI(ダブプロレス/KOBEメリケンプロレス)

セミファイナル タッグマッチ30分1本勝負

▼ヒトノユメLive

▼第3試合~3WAYマッチ(30分1本勝負)
尾粼妹加(フリー)vs関口翔(フリー)vsしゃあ(T-HEARTS)

第3試合 3WAYマッチ30分1本勝負

▼第2試合(20分1本勝負)
アンディ・ウー(フリー)vsがばいじいちゃん(九州プロレス)

第2試合 20分1本勝負

▼第1試合(15分1本勝負)
ファイヤー勝巳(JTO)&ボンバータツヤ(JTO)vs怨霊(暗黒プロレス組織666)&KEITA(JTO)
※13:30~13:45に浜田商業高校郷土芸能部による石見神楽。

第1試合 15分1本勝負