パリ五輪フェンシング女子サーブル団体戦で銅メダルを獲得した江村美咲【写真:ロイター】

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パリ五輪・フェンシング

 パリ五輪は3日、フェンシング女子サーブル団体戦が行われ、3位決定戦で日本はフランスに45-40で勝ち、銅メダルを獲得した。地元ファンの大ブーイングの中、最後は江村美咲がポイントを奪って勝利。日本人ファンからは「解説がすごい心強かった」「意味不明なブーイングを黙らせるメダル素晴らしかった」といった称賛の声が上がっている。

 完全アウェーを跳ね返した。1チーム3人ずつが総当たりで戦い、9回の対戦で合計ポイントが多かったチームか、先に45ポイントを取ったチームが勝ちとなる団体戦。客席の地元ファンが日本にブーイングを浴びせ、フランス国歌を大合唱する状況でも、江村は最後の45点目を取り切って、日本に同種目初メダルをもたらした。これにはネット上の日本人ファンも感激している。

「意味不明なブーイングを黙らせるメダル素晴らしかった」「あの中でよく頑張った。偉いよ」といった声が上がった。また、日本の中継の解説を務めたU23〜U17フェンシング日本代表コーチの山口徹さんが「どうぞブーイングしてください、正式なルール内ですから」など強気のコメントをしていたことに対しても「解説がすごい心強かった」「解説で視聴者の心の声を代弁してくれる時ほど清々しいものはないですw」などの称賛も相次いでいた。

(THE ANSWER編集部)