涙の日本20歳へ…米レジェンドの行動に海外注目 “世界が繋いだ”感動場面「チェルシーの過去と今」
なでしこジャパンは8強で敗退
なでしこジャパン（日本女子代表）は現地時間8月3日、パリ五輪の女子サッカー準々決勝でアメリカと対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。
試合後、泣き崩れる20歳FW浜野まいかとアメリカ代表のベテランMFクリスタル・ダンが試合後に握手を交わす場面があり、海外では「チェルシーの過去と今」と話題になっている。
5-2-3のブロックを組んで前半をスコアレスで終えた日本はハーフタイムの交代でMF清家貴子に代えて浜野を投入。だが、互いにゴールを割ることができずに延長戦へ突入。そして延長前半のほぼラストプレー、サイドチェンジからFWトリニティ・ロッドマンに切り返しからの左足シュートを決められた。反撃を目指した日本は逃げ切りを狙うアメリカに対しボールを持って攻める時間も作れたが、ゴール前の壁は厚く無念のタイムアップ。激闘の末に0-1で敗れベスト8で敗退となった。
浜野は敗戦後、ピッチに座り込んで人目をはばからず涙を流した。そんな20歳の元へ浜野がプレーするイングランド女子1部チェルシーにかつて所属していた32歳MFダンが駆け寄り、握手を求めた。
海外では「チェルシーの過去と今」「マイカ・ハマノと元チェルシークリスタル・ダンのシェイクハンド」と注目された。試合後にたたえ合う姿は世界中が心打たれるシーンとなっていた。（FOOTBALL ZONE編集部）
