未発表のエントリースマホ「OPPO A3 5G」のメーカー版「CPH2639」とソフトバンク版「A402OP」が登場へ!

既報通り、OPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)の日本法人であるオウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)が日本市場に最新エントリースマートフォン(スマホ)「OPPO A3 5G」を投入する準備を進めていることが明らかとなっています。OPPO A3 5Gはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として「OPPO A3 5G(型番:CPH2639)」とソフトバンク向け「OPPO A3 5G(型番:A402OP)」が発売される見込みです。

一方、新たに総務省が「高周波利用設備の型式指定・型式確認の公示」おいて「型式指定の型式名・指定番号・製造業者等の氏名又は名称の公示」を2024年7月23日(火)に更新して「平成29年4月17日〜令和6年6月20日」を公開し、このうちの非接触IC機能「NFC(Type F/FeliCa含む)」に関する「誘導式読み書き設備」としてこのOPPO A3 5GとなるCPH2639およびA402OPをオウガ・ジャパンが申請したことを掲載しています。

指定番号はCPH2639が「第AC-24061号」、A402OPが「第AC-24062号」。これにより、オウガ・ジャパンがOPPO A3 5Gを日本で発売する準備を進めていることがわかりました。なお、誘導式読み書き設備は必ずしもFeliCaに対応しているとは限らず、NFC Type A/Bのみでも高周波利用設備に該当する場合は申請が必要となっているため、どちらの可能性もあるかと思われますが、最近ではエントリースマホもおサイフケータイ(FeliCa)に対応しているおり、これらの製品もFeliCaに対応している可能性は高いのではないかと予想されます。


A402OPおよびCPH2639となるOPPO A3 5Gはオウガ・ジャパンが展開する「OPPO」ブランドにおけるエントリーからミッドレンジクラスのOPPO Aシリーズの次期製品で、海外でも未発表なので詳細は不明ながらCPH2639は「OPPO A3 Pro 5G」や「OPPO A80 5G」としても展開されるとされており、OPPO A3 Pro 5G CPH2639は生活防水・防塵(IP54準拠)ながらも「360° Damage-Proof Armour Body」とされ、大容量5100mAhバッテリーと最大45Wの急速充電に対応するなど、低価格でしっかりと使える製品となっているようです。

一方、チップセット(SoC)はMediaTek製「Dimensity 6300」(6nm製造プロセス)を採用しており、CPUは2.4GHz Arm Cortex-A76コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6のオクタコア、GPUは950MHz Arm Mali G57 MP2のデュアルコアとなっており、現行機種の「OPPO A79 5G」の「Dimensity 6020」より若干だけ性能が向上しているようで、さらに内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージは6GB RAM+128GBストレージモデルと8GB RAM+256GBストレージモデルがあり、OPPO A79 5Gは4GB RAM+128GBストレージモデルだったため、RAMは増量されることになりそうです。


画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の約6.67インチHD+(720×1604ドット)液晶(約264ppi)を搭載し、リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大120Hz、8bitカラー(1670万色表示)、輝度最大1000nits、色域NTSC 83%に対応し、画面の周りの縁(ベゼル)は狭く画面占有率が89.9%に達しています。パンチホール部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角80°、4P)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応するほか、生体認証としては側面指紋センサーも搭載しています。

また画面はTunghsu Optoelectronic製「Panda Glass」とCSG Holding製「China Southern Glass」という強化ガラスで二重に覆われていて傷つきにくく割れにくくなっており、本体色は海外ではStarry BlackおよびMoonlight Purpleの2色展開で、サイズは約165.79×76.14×7.68mm、質量は約186g。リアカメラは以下のデュアル構成で、ナイトモードやポートレートモード、プロモード、タイムラプス撮影、パノラマ撮影などに対応。

・約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、画角76°、5P、AF)
・約200万画素CMOS/深度測定用ポートレートカメラ(F2.4、画角89°、3P)






主な仕様はmicroSDXCカードスロット(最大1TB)およびUSB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、NFC Type A/B、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.3、位置情報取得(A-GNSS:GPS、BDS、GLONASS、Galileo、QZSSなど)、地磁気センサー、近接センサー、光センサー、加速度センサー、重力センサー。なお、RAMはLPDDR4X(デュアル16bitチャンネル2133MHz)、内蔵ストレージはUFS 2.2(2Lanes HS-Gear3)となっています。

なお、ワイヤレス充電やワンセグ、フルセグ、耐衝撃、赤外線通信には非対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下のように販売される国・地域で異なっており、SIMはmicroSDカードスロットとは別にnanoSIMカードスロットが2つあるトリプルスロットで、さらにeSIMにも対応しています。OSはAndroid 13ベースの独自ユーザーインターフェイス(UI)「ColorOS 13.1」をプリインストールし、RAM拡張機能などが利用できます。なお、海外向けOPPO A3 Pro 5G CPH2639の同梱品は本体のほか、USBケーブルおよびACチャージャー、SIMピン、保護ケース、クイックガイドなどの紙類となっています。

[Version 1]
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
LTE TDD: Bands 38/39/40/41
5G NR: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78

[Version 2]
GSM: 900/1800MHz
WCDMA: 900/2100MHz
LTE FDD: Bands 1/3/5/8
LTE TDD: Band 40
5G NR: n1/n3/n5/n8/n40

[Version 3]
GSM: 900/1800MHz
WCDMA: Bands 1/8
LTE FDD: Bands 1/3/7/8/20/28
LTE TDD: Bands 38/40/41
5G NR: n1/n3/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78



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記事執筆:memn0ck


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