トヨタ新「“3ドア”ハッチバック」実車展示! 「画期的なユニット」搭載&大迫力“専用エアロ”!  超進化した「GRヤリス 」イギリスで公開!

写真拡大 (全2枚)

新たな「GRヤリスH2 コンセプト」がFoSに登場!

 2024年7月11日から14日までイギリスで開催されていた「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(以下、FoS)」は、毎年恒例となっているヒルクライムイベントで、往年のレーシングカーや最新のスーパースポーツカーなどが走る姿を披露するイベントです。
 
 そこにトヨタのイギリス法人も参加し、「GRヤリスH2コンセプト」を出展しました。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開された「GRヤリスH2コンセプト」とは?

 トヨタは今回、マルチパスウェイ戦略をテーマに、モータースポーツの取り組みがどのように一般市販車の開発に貢献しているかを展示車両やデモ走行を通じて示しています。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ斬新「“超スゴい”GRヤリス」です!(30枚以上)

 特に水素エンジンの開発は、その象徴的な取り組みの一つであり、将来的なクリーンエネルギー車の普及に大きく貢献することが期待されています。

 そのなかでも注目を集めているのが、GRヤリスH2コンセプトです。

 GRヤリスH2コンセプトは、四輪駆動の「GRヤリス」をベースにしており、液体水素を燃料とする1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載。

 このエンジンは、ごく微量のエンジンオイル燃焼分を除いて、走行時に二酸化炭素を排出しないという環境に優しい特徴を持ち、エコフレンドリーなパフォーマンスを実現しつつ、高い走行性能を誇ります。

 このコンセプトモデルは、既にWRC(世界ラリー選手権)などでデモ走行を行っており、実践的な性能と信頼性を証明しています。

 昨年のFoSにも登場したGRヤリスH2コンセプトですが、今年はさらに進化した姿を見せました。

 ベース車であるGRヤリスが一部改良されたことに伴い、エクステリアも進化し、カラーリングがホワイト&ブルー基調からブラック基調へと変更。

 これにより、よりスタイリッシュで力強い印象を与えるデザインに仕上がっています。

 そんなGRヤリスH2コンセプト以外にも、「GRカローラH2コンセプト」や、「GRヤリス ラリー1ハイブリッド」、そして「GR DKR ハイラックス EVO T1U」などが出展されたといいます。

 これらの車両もまた、トヨタの先進技術とモータースポーツの融合を象徴する存在です。

 トヨタのGRヤリスH2コンセプトは、環境に配慮した次世代のパワートレイン技術を実証する重要なモデルです。

 モータースポーツでの実績を基に、さらなる進化を遂げたこの車両は、トヨタの技術力と革新性を象徴しています。

 これからもトヨタの取り組みが、持続可能な未来の自動車社会に向けて大きな影響を与えることが期待されます。