ダイハツ斬新「軽バン」がスゴイ! “フラットフロア”に「車中泊好き」オジサンも大歓喜! “タフなデザイン”も魅力的な「アトレー」とは?
車中泊好きから人気の「アトレー」とは?
アウトドアや旅行を楽しむ人々に、車内での寝泊りを行う“車中泊”は自由度が高く、快適な新しいライフスタイルの1つとして、注目されています。
この需要に応えるべく、自動車メーカーも車中泊を意識した車両開発を進めており、多くの魅力的な車種が登場していますが、特に注目されているのがダイハツ「アトレー」です。
同車は車中泊を楽しむ中年男性層をターゲットに開発されたとされていますが、どのような特徴があるのでしょうか。
アトレーはダイハツが製造・販売を行う軽ワンボックスカーです。
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もともとは同社の軽貨物車である「ハイゼット」の乗用車モデルとして、初代アトレーは1981年にデビューしました。
現行モデルとなる6代目は2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジを遂げて登場。
なお、フルモデルチェンジにより軽商用車規格に変更され、約20年ぶりに商用仕様のアトレーが復活しました。
6代目アトレーは、「クルマが新しい居場所になる、マルチに楽しめる軽RV」としてのコンセプトを掲げています。
ボディは全長3395mm×全幅1475mm×全高1890mmと軽自動車の規格ギリギリのサイズ。
同様に荷室も全長1820mm×全幅1410mm×全高1215mmと広くとられており、特に荷室幅に関しては軽自動車トップの長さを誇ります。
その広大な室内空間のなかはアウトドアブームや車中泊需要に応えるため、多機能に仕上げられており、オフィス、キャンプ、スタジオなど、様々な役割をもたせることが可能です。
例えば、汚れたキャンプ用品やサーフボードを積んでも掃除が簡単なイージーケアマットを採用。
また荷物の固定に便利な荷室ナット(ユースフルナット)やマルチフックも設定されており、ユーザーの使い勝手を考慮した設計がなされています。
特に車中泊を意識したポイントとして、エンジン停止時でも車内の換気を行いたいというニーズに応えるポップアップ機構付リヤガラスを設置。
これにより快適な車中泊が実現します。
ほかにもボトルホルダーやデッキサイドポケットなどの収納スペースも充実しており、ラゲージボードの組み合わせによりワーケーションにも最適なスリット付のデッキサイドトリムも備わっています。
これらの特徴は、近年の車中泊需要や新型コロナ禍でのテレワーク需要などを意識しており、中年の男性をターゲット層として開発されたとのこと。
さらにアトレーには「デッキバン」というモデルも存在。
軽バンのアトレーに荷台が付いたボディは、汚れたキャンプ用品や釣り用具などを収納するのに適しており、よりタフかつ使い勝手の良さを実現しています。
SNSでも、アトレーで実際に車中泊を楽しんでいる様子が度々投稿されており、その人気ぶりがうかがえます。
パワートレインは最高出力64ps・最大トルク91Nmを誇る660cc直列3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。
駆動方式は各グレードにFRと4WDが設定されています。
価格(消費税込)は「X」が156万2000円から、「RS」が167万2000円から、デッキバンが191万4000円からです。