大ヒット中の『ルックバック』
 - (C) 藤本タツキ/集英社 (C) 2024「ルックバック」製作委員会

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 河合優実と吉田美月喜がダブル主演で声優を務め、「チェンソーマン」などの漫画家・藤本タツキの読み切りを映像化したアニメーション映画『ルックバック』が、6月28日の公開から3週目にして、動員59万人、興行収入10億円を突破したことが発表された。

 原作「ルックバック」は、2021年7月にコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で公開された読み切り作品。漫画へのひたむきな思いでつながった、藤野と京本という2人の少女の創作にかける青春の日々と、その運命を分ける出来事を描き出し、著名クリエイターたちをはじめ多くのファンの注目を浴びた。

 アニメ化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた、押山清高が監督・脚本・キャラクターデザインを担当。ドラマ「不適切にもほどがある!」の演技でも話題を呼んだ河合優実が藤野に、映画『あつい胸さわぎ』『カムイのうた』等で主演を務めるなど活躍目覚ましい吉田美月喜が京本に生命を吹き込んだ。

 6月28日に公開を迎え、興行収入ランキングでは1位に。その後も堅調な興行を展開し、公開3週目となった7月16日に累計動員59万9,731人、累計興行収入10億1,796万1,780円を記録した。口コミが広がり「公開規模も拡大している」といい、今後の成績にも期待がかかる。(編集部・入倉功一)