大谷翔平、球宴で初HR! 豪快122m先制3ランに球場騒然、イチロー以来日本人2人目の一発
MLBオールスターゲーム
米大リーグのオールスターゲームが16日(日本時間17日)に米テキサス州アーリントンで行われ、ドジャース・大谷翔平投手はナ・リーグの「2番・DH」で先発出場。3回に球宴では自身初となる先制3ランを放った。4年連続4度目の出場。試合前のレッドカーペットショーには妻の真美子さんと2人では初の参加となり、記念の一日になった。
3回無死一、二塁の第2打席。大谷は右腕ハウクとの対戦で、3球目をかっ飛ばした。打球は右翼席へ一直線。外野は一歩も動かない豪快な先制3ランになった。大谷も嬉しそうなリアクションを見せ、ホームイン。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)だった。
大谷は過去3度のオールスターで4打数1安打2四球。22年に唯一のヒットとなる中前打を放っているが、ホームランはまだなかった。過去に球宴で本塁打を放っている日本人選手は2007年のイチロー(当時マリナーズ)ただ一人。これはランニングホームランで、柵越えはまだ1人もいなかった。
大谷はドジャース移籍1年目の今季、右ひじの手術の影響もあって打者に専念。ここまでリーグトップの29本塁打をマークしているほか、同2位の打率.316、同3位の69打点と打撃3部門で好調。さらに盗塁も23個で、日本人初のトリプルスリーも視野に入る。
球宴にはファン投票で選ばれ、スタメン出場が決まった。この日、試合前に行われた恒例のレッドカーペットショーには白のドレスをまとった妻・真美子さんと参加。大谷はブラウンのジャケットをまとい、写真撮影で披露した裏地には愛犬デコピンの顔がデザインされていた。夫婦2人に加え、デコピンも加えた“家族3人”で迎えた晴れ舞台。試合でもきっちり見せ場を作った。
(THE ANSWER編集部)