現役時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

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怪我とはほぼ無縁のキャリアだったイチロー

 各球団のスターたちが怪我に見舞われている。27日(日本時間28日)にはフィリーズのブライス・ハーパー内野手が左足を負傷。詳細は明らかになっていないが、苦悶の表情でグラウンドをあとにした。MVPの候補でもあっただけに、離脱となれば痛恨。相次ぐスターの負傷発生で、ネット上では改めてイチロー氏の凄さに注目が集まっている。

 ドジャースではムーキー・ベッツ内野手とマックス・マンシー内野手、パドレスではフェルナンド・タティスJr.外野手、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手らが負傷するなど、スター野手の長期離脱が相次いでいる。

 一方で、イチロー氏はメジャーで19年間プレーしながら、負傷者リスト(IL)に入ったのは2009年WBC直後の胃潰瘍での1回のみ。マリナーズ時代は1番打者として安打を量産しただけでなく、盗塁と広い守備範囲、そして強肩と、体をフルに使い続けながらも、怪我とはほぼ無縁だった。まさに“無事是名馬”といえる。

 ハーパーの負傷に、ネット上では改めてイチロー氏の凄さを称える声もあがった。ネット上では「怪我人が続出しているのを見ると、いかに怪我をしないで出場し続けることが大変なのかよくわかる。大谷さんも凄いですが、あらためてイチローの凄さを実感しますね」「いかに全試合出場する事が難しいものかがわかるよね」「イチローの凄さが、引退後も毎年増していくだけ。攻守においてどちらもあれだけ動きまくって大きな離脱なしというのが、もう別次元の域だったのがよくわかる」と、イチロー氏を再評価する声があがっていた。(Full-Count編集部)