DeNA・大田泰示、阪神・湯浅京己、秋山拓巳(左から)【写真:荒川祐史】

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セ・リーグ6球団で今季1軍未出場の選手は

 交流戦が終わり、まもなくシーズンも折り返しに近付こうとしている。今季のチームの戦い方が徐々に固まってきている中、2軍で苦戦し、まだ今季1軍の試合に出場していない実績者たちもいる。

 昨年日本一に輝いた阪神では、岩貞祐太投手、湯浅京己投手、秋山拓巳投手らだ。岩貞は昨年50試合に登板してブルペンを支えた。湯浅はWBCを終えた昨年に続き苦戦しており、2軍での登板が続いている。2017年に12勝を挙げた秋山も、ここまで1軍未登板。20日の2軍ソフトバンク戦では3回5失点で負け投手となった。

 首位の広島では34歳の野村祐輔投手が1軍に上がれていない。ファームでは今季11試合に登板して4勝3敗、防御率3.48の成績を残している。DeNAは大田泰示外野手が1軍未出場。筒香嘉智外野手の獲得や度会隆輝外野手の加入もあって、ポジション争いで苦境に立たされている状況だ。

 巨人は、支配下の野手ではほとんどの選手が1軍に出場している状況で、野手で1軍未出場なのは菊田拡和、中田歩夢両内野手、岡田悠希外野手の3人だけとなっている。投手では畠世周投手、直江大輔投手らが1軍未登板だ。

 ヤクルトでは高梨裕稔投手、2015年ドラフト1位の原樹里投手が未登板。同じくドラフト1位加入の山下輝投手、西舘昂汰投手も2軍暮らしとなっている。野手では4年目の内山壮真捕手が2軍戦にも出場ゼロとなっている。

 中日では田島慎二投手、砂田毅樹投手らが苦しんでいる。田島は2軍で19試合に登板し防御率0.96も、声がかかっていない状況だ。野手では鵜飼航丞外野手、加藤翔平外野手、龍空内野手が1軍未出場となっている。

 しかし、シーズンはまだここから。後半戦の重要なピースとなるべく、必死にアピールを続けるだけだ。(Full-Count編集部)