世帯年収1000万です。車好きの夫が「ジャガーXE」を買いたいそうです。住宅ローンもあるので反対するべきでしょうか？

2024年6月20日 19時0分

車好きの人からは、ジャガーXEは人気を集めているようです。しかし、世帯年収1000万で住宅ローンを抱えているにもかかわらず、夫がジャガーXEを購入希望していることで反対を考える人もいるでしょう。そこで今回は、ジャガーXEの価格や維持費、住宅ローンと自動車ローンの同時利用可否についてまとめました。

ジャガーXEの価格は？世帯年収1000万でも買える？

ジャガーXEには「XE R‑DYNAMIC SE」と「XE 300 SPORT」の2モデルが用意されています。加速や最高出力などの車両性能やホイールサイズなどの部分に違いが設けられており、それぞれの価格は以下の通りです。

・XE R‑DYNAMIC SE：754万円～
・XE 300 SPORT：881万円～

ジャガーXEを購入する際はローンが利用可能で、以下の条件で「XE R‑DYNAMIC SE」の毎月支払額を計算してみました。

・頭金：100万円
・支払い回数：37回
・ボーナス払い：なし
・車両据え置き額：113万962円

この場合、毎月の支払額は16万163円です。もちろん条件によって支払額は大きく変動するため、年収1000万円であっても無理のない出費かどうかを基に判断するのがよいでしょう。

ジャガーXEの維持費はどのくらい？

ジャガーXEを購入する場合、車両代のほかに以下のような費用が発生します。

・ガソリン代
・車検費用
・税金
・その他諸費用

それぞれの金額目安について、詳しくみていきましょう。

ガソリン代

ジャガーEXに限らず、車を所有する場合はガソリン代が発生します。ジャガーEXの燃費は公式で記載されていませんでしたが、平均すると15キロ／リットルほどのようです。
ガソリン代を170円と仮定した場合、毎月500キロ走行する場合は約5667円となります。車の使用方法によってガソリン代は変動するため、上記の数値を目安に毎月かかるガソリン代を計算するのがよいでしょう。

車検費用

ガソリン代同様、ジャガーXEに限らず車所有する場合、車検費用が発生します。なおジャガーEXにはガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジンが用意されており、どちらを選ぶかによって費用が異なる点に注意しましょう。仮にガソリンエンジンを選んだ場合の車検費用は、以下の通りです。

・重量税：3万2800円
・自賠責保険料（24ヶ月）：1万7650円

上記のほか、印紙代が発生します。また、あくまでも車検時にかかる費用の一部であり、実際は点検や修理にかかった費用が別途発生する点も理解しておきましょう。

自動車税

自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している場合に発生する税金です。車の排気量に応じて金額が決定します。ジャガーXEの場合は1995㏄となっており、自動車税の金額は3万6000円です。

その他諸費用

ジャガーXEを所有している場合は、メンテナンス費用や修理費用などの諸費用が発生するケースも考えられます。故障箇所や点検箇所によって費用は変わってくるため、一概にいくらかかるかは断言できません。
ただし、新車でジャガーXEを購入した場合は3年間無料でメンテナンスを受けられる「JAGUAR PREMIUM CARE」が付帯します。そのため、仮に3年以内に故障した場合は、費用負担なしで修理やメンテナンスを受けられると想定できるでしょう。

自動車ローンと住宅ローンは同時に組める？

自動車ローンと住宅ローンが同時に組めるかは、現在組んでいるローンの総額によって決まるようです。年収に対してローンの総返済額が占める「総返済負担率」が関係するとされており、審査基準の1つになるのが一般的とされています。
ただし、最終的な判断は金融機関やローン会社などの判断に委ねられるでしょう。信用情報が関係することもあるため、年収1000万円で自動車ローンと住宅ローンが同時に組めるかは、人によるともいえます。

ジャガーXEの購入は年収ではなく経済状況に合わせて判断するのがおすすめ

ジャガーXEの購入を検討しているなら、年収だけで判断するのはおすすめしません。実際に毎月いくら出費があるかを計算し、無理なく支払えるようであれば購入を検討してみてもよいでしょう。
ただし、ジャガーXEだけでなく車を購入する場合は、ガソリン代や税金などの諸費用も発生します。これらの金額が負担にならないかも判断材料に含め、夫婦で相談してみてください。